kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

文章編

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推敲とは・・

再び「高校講座ネタ」

とても刺激される・・・

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縦書きは漢数字なんですね。(左の問題文の高校3年間)の3は三にすべきという

今の脳みそで中学に戻って『野球抜き』の生活をしてみたいと思う今日この頃(笑)

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これはけっこうやってしまいます

さて、お気楽に好き勝手書いていると思われているであろうこのブログ。

 

平均的には一つの文章に最短(たとえば試合結果報告みたいの)でも

45分以下になることはまずない。

(平均すると90分くらいで4時間超えになることはザラである)

 

私の場合、ブログを書くパターンにはいくつかあるが代表的なパターンとして

「決め球があるパターン」

これは、基本的な表現したい内容(オチなど)があって

それを引き立てるための前フリなんぞを考えていくパターン。技術解説など

 

「広告的文章」

これは、何かをアピールするため、

大抵は職場の関西医療大学を「良い大学」と思ってもらおうという

「狙い」があるパターン。

あとは、学生を売り込むための文章。

チームや個人を応援してもらおうというねらいとか・・・

 

「お礼文章」

例えば、お世話になったところに感謝する気持ちを伝えたいために書くパターン。

読書感想文的というか、「単にありがとうございました。」ではなく、

何がどう役に立ったとか、ありがたかったのかを相手に伝え、

「やってよかった、次も」と思ってもらえるように書くパターン。

手伝ってくれた学生に対してというのもある。

お手紙的な感覚

 

「メッセージ的パターン」

主に学生にむけてとか、

「あの人に分ってもらいたい」なんて思って書くパターン。

勝てないチームを応援するとか(笑)

 

「とくに考えないでとりあえず始めるパターン」

色々な作家のエピソードなんぞを見ると、

やはり産み出すというのは相当に苦しいもので、

「なんにもなければとりあえず『いろはにほへと』でもいいから書き出せ」

というものがある。

 

ほかにも色々あるような気がするが実はけっこう多いのが

「怒りに任せて書くパターン」(笑)

 

「こんなもん許せねえ!」と書き始めるパターンである。

 

・・・と過激に書いてみたが、私の性格上、

「自分が損した」みたいなのでは怒りはわかないタイプである。

むしろ面白く書きやすい(笑)

 

ただ、例えばギャンブルで損したみたいなのをあんまり書くと、

私のことをクリーンに思っている方から

「え~!そんな金額!」とドン引きされたりするとややこしいので、

実際には白目になって、のた打ち回っていたりするが、軽やかに書く(笑)

 

人間関係で、もし苛められた時には

『それを面白可笑しくここに書いて復讐してやる』

という気概はある(笑)

ちなみに作家の開高健氏は、

どうしても嫌いな人の前でニコニコしていないといけない時は

その人の弔辞を考えていたというエピソードがある(笑)

 

ハラが立つのは自分が有利な位置にいる状態から

弱い立場の人を苛めているようなのを見ると

「コのやろ~自分自体は大したことね~クセに」などと許せなくなる。

 

・・・でつい書いてみる。

 

このブログを長く読んでくれている方は

「ハテ?そんなの今まであったっけ?」

などと思っているであろう。

 

そう、それが無いのは、

書き終わったあと冒頭の

『推敲』をしているからである。

 

これが強烈に長くなる。

 

最初の例にあったような文末の統一感や、誤字脱字、

話が飛躍していないか、同じ接続詞が連続していないか?

などなどもありますが・・・

 

 

一番気にするのは、

これを読んでいる人の具体的な顔を思い浮かべる。

学生はもちろんだが、

いつも応援してくれている神奈川の運送屋のJ社長とか、

野球ネタの時なんぞは、中学の怨師の顔なんてのも浮かび、ちょっと躊躇したりする。

あとは大学院の松永教授の顔も浮かぶ。

運動教室に来てくれている方でこれを読んでいる方の顔も浮かぶ。

全然勝てない高校野球の監督のノボル先生やらS高のO山先生の顔も浮かぶ。

あとはこのブログをずっと応援してくれているTさんも浮かぶ・・・

 

元組員と呼ばれた卒業生たちの顔は浮かぶが、

最近あまりにコメントを入れてこないので腹が立ってくるからそこは打ち消す

(・・・とこういうオチをつけるのが技 笑)

 

 

・・・で、

「う~ん、こんなの書いたら悲しむのではないか?」

などなどを考え

『お蔵入り』となるもの多数(笑)

 

「夜中に書いたラブレターは朝にもう一度よめ」

という格言があるが、まさにである。

 

基本的にブログは夜中に書いているので危険きわまりない。

 

「推敲」は本当に大事です。

 

私がやっているのは、

怒りに任せた文章を書いた時には一度、

もう送信(投稿)したという

シュミレーションをしてみる。

 

そして、その時に

「あ~スッキリした~」

と気持ちよく眠れそうかどうか考える。

 

気の小さい私は大抵

「眠れたもんじゃない」というイメージが容易に湧く(汗)

 

・・・で、

「この怒りも大事だけど、そのあとの睡眠障害からくる苦しみはもっと深い」

と思い投稿をとどまる。

 

ただいま、60分経過・・・

なかなかの集中力である。

なぜこれを仕事に活かせないのか・・・・

 

さて・・・

この番組で

「おおっ!」

となったのがあったから、

これをネタに書き出したのだが・・・

(つまり決め球パターンであった)

 

前フリでこんなに文章を書いてしまった・・・

 

実は書きたかったのは以下の話

 

この高校講座の20分の中間でこんなシーンが・・・

ちょいと一服みたいなインタビューコーナー

 

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リリーフランキーさん

『批判的なものをかく文章力はいらない』

 

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「何かを『ほめる』文章はすごく難しい」

 

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「ほめる文章は難しい 

 ほめる文章には芸がいる」

 

 

これ・・・

高校講座ですよ・・・

だからこそか

 

なんと贅沢な・・・

 

でもこれこそ重要じゃ・・・

 

そうなんですよね・・・

 

リリーさんはこんな趣旨のことを言っていました。

 

「批判する文章を書くのって、けっこう簡単。頭良さそうに見えるような気がするし。でもほめる文章を書くのは難しい」

 

今、ネットのコメントなんかを見ていて思うのは

「悪口のレベル」はホントに上がっていますね(汗)

人を殺せます。

 

単なる「バカ!アホ!死ね!なめてんのか!」

みたいな単純な不良言葉みたいなのはホントにないですよ。

 

むしろ丁寧な言葉づかいで、

正論持ち出してキッチリ相手を貶める、

孤独にさせる、冷笑する

みたいな文章力はホントに高くなっている・・・

 

そんな文章力いりませんよねホント・・・

 

逆に褒める言葉がホントに陳腐になっています・・・

「神だ」とか「ヤバイ」「カワイイ」とか・・・

一言になっちゃって・・・それしかね~のかよ

 

やっぱり、対面が減っているからなんじゃないですか・・・

本人の前でそれ言えますか?ってのが多いですもんね・・・

 

あとは

『体験』

 が圧倒的に減っているのではないでしょうか?

「創作」をしたことない人が

「創作」を語ればそりゃ批判は言いやすい。

「結果だけ見りゃいい」ですから。

 

「〇○(有名人、権威)が言ってた」

を根拠にしてものを語る人が多いこと・・・

 

「にわかでもいいじゃない」

が、まかり通る雰囲気が怖いのはそこなんですよ。

体験抜きで語る人が世論を形成するのはホントに怖い気がします。

 

もちろんすべてを体験できるわけではありませんが、

経験していないことに対して語ることに対する謙虚さと、

経験者に対する敬意は大事じゃないかと・・・

 

じゃないと、

弁の立つ人に丸め込まれて流されちゃうんじゃないのと・・・

 

 

 

確かに批判を書くのって簡単なんですよね・・・

カッコよく見える気がするので・・・

 

ほめるのって度胸いります。

 

「あいつは、あんなのを褒めるレベルなのか。もっと上があるのに」

なんて馬鹿にされるような気がして・・・

 

あと、褒めると

「そっちに仕事がいっちゃうんじゃないか?」

なんて気持ちもありますしね。

ホントは逆なんですけどね・・・

私は割と早くからその感覚は持っていたので助かりましたが・・・

 

若いうちは特にそうでした。

自分の選手実績が乏しいのに、

スポーツトレーナーなんか目指してると

そういうのが気になるんですよ・・・

実はそれが落とし穴なんですけどね・・・

 

そう思うと「賢くみられよう」なんて思わずに、

「ほかの人からは分らないが、俺はこれがいいと思った」

と、言えることが大切なことなんだろうな・・・・

 

 

「人を褒める文章力」をつけたい

 

こう思うと生活姿勢が変わりそうです。

ちゃんと考えないといけませんしね。

 

そもそも楽しくしたいと思って書いていたんですもんね。

 

 

 

・・・と

 

 

こういうことを書きながらふと思う。

 

 

 

「あ~ ほめられたい」

 

 

修行が足りません(汗)

 

所要時間150分 

 

この集中力がなぜ活かせない・・・