写真は内容と関係ありません。
ZOOMを使った遠隔授業をやっております。
不安いっぱいで始まったこの授業ですが・・・
不安とは、基本的なネット環境や接続の不安
そして、相手(学生)さんとの関係
・・・がありますが。
今日やった、作業療法学科1年生への授業の中で、
学生からのコメントに応える形で問答していたら、
けっこういい感じで盛り上がりまして・・・
主に自分が所属している学科ではなく、
ゲスト的というか、選択の教養科目であります。
授業内容はスポーツやら健康を取り扱う科目なのですが、
喋ってもらうでなく、チャットというラインみたいなやつで
ポンポン入れられる形式でやっていたら、
コメントが入ると、ま~楽しい。
そもそもは
「健康とはなんぞや」ということについて、
あれやこれやと、
「さぁどう思う?私はこう思います」
なんてなこと言っているうちに、
メンタルの話やら「人生」の話になり・・・
「お金」の話やら
「損得について」
「感謝できるは道徳ではなく教養ではなかろうか?」
「ボランティアの話」
「視力の話」
(2.0と0.01が共存している世界で生きていると思うだけで、そりゃすんなりは理解されるわけないと思えば落ちつくのではないか?目が開いてりゃ同じものが見えてると思ってはいけないでしょ)
なんて話とか・・・
果ては、
「送ってもらったら姿が消えるまで見送る意味」
なんてな人生テクニックなどなど
学生からも『インスタライブ』みたいで楽しいと嬉しい言葉
ちょっと意識してみたけど(笑)
「ええ~っと、今、こんな意見が来ました」
なんて私がラジオのDJをやっているような感覚ですかね。
私のPCのスペックの関係で、
通信データ量を下げるために顔も出させてませんのでそれもよく。
「顔を見合わせなきゃコミュニケーションが取れない」
なんてわけはなく、むしろありがたいみたいで。
「先生(私)の話にとても納得して、大きく頷きながら聞いています」
と文字で打ってきてくれる。
考えたら、
それ(頷いている顔)を映像に映すことはできるのですが、
それよりも文字の方が興奮しますね(笑)
反響のコメントが、
ガンガン来る感じは今まで味わったことのない興奮がある・・・
これ、普通の授業形式じゃできないコミュニケーションだ。
「普通の授業だと意見を出せない私ですが、この形式だとやりとりができてうれしい」
という女子学生からの感想もありまして・・・
大人しいマジメな学生を応援したい身としてはこういうのとても嬉しい。
いや、もちろんエネルギッシュで元気な学生もいいのですけども、
そういうのは、どこに行ってもやっていけますから。
(変わり身も早いし 笑)
いや~
消えかけていた火がロウソクの炎くらいになったぞ(笑)
会話の面白さって
「いつの間に、なんでこんな話になっているのであろうか?」
という時に、
「それはアナタとだからなんですよ」
なんてことになり、
そこに「お互い自分の存在感」みたいのが感じられるんですよね。
「アナタが居てくれてありがとう」みたいな。
ホントそう思ってます。
学生から
「先生が学生のコメントから話を広げるのがすごいと思いました」
なんて言ってくれて、それも嬉しくて。
それにしても思う・・・
う~ん、
なぜこの感じを肝心のホームグラウンドの学科で出せないのか・・・
やはり私に原因があるのだろうな、
来てくれた学生にもっと感謝の気持ちを持ってやらねば・・・
全方位ダメかと思っていたら、
「こっちではウケた」
なんてので随分と救われるものですね。
ご褒美もらえた気分でした。
聞いてくれる人もいる。