私は、男のダンディズムとして、
「遠くを眺めている姿」
が似合う男になりたいと思っている。
目を細めて遠くに沈む夕陽を眺める・・・
決して、
足下に落ちているお金を探しているような姿勢で歩きたくない・・・
なんてスカして潮風に当たりながらも
頭髪への風圧が気になる今日この頃・・・
まだまだ悟りの境地には程遠い・・・
といいつつ、
川にかかっている橋を横断するときには必ずといっていい程、
「下の川を覗きたくなる」（笑）
何か生き物を見つけたりするとちょっと嬉しくなる・・・
できれば魚で・・・
ということで、
遠くを眺めることは早々に切り上げ、
足下を覗く・・・
ん？
なんだこれ？
・・・とよく見ると
なんと亀！こんなにいるのか！
陽にあたっておりました。
私は橋の上から亀をじっと眺めて、
気づけば約1時間、
それなりの交通量のある道路の歩道で佇んでいたのでありました・・・
この集中力をなぜ仕事に活かせないのか・・・
私につられて、何人もの通行人が下を覗いていきました。
あの心理ってなんなんでしょうか（笑）
世の中、犬や猫が大ブームでありますが、
一方で爬虫類マニアというのも一定数おりまして、
亀飼育の方のブログなんぞを読んでおりますと、
穴を掘って脱走された、なんてのもあったりで、
亀もナカナカやんちゃなようであります（笑）
デカい亀なんぞは飼い主よりも長生きするそうで、
犬や猫の感覚で飼ってはいけないようでありますね（笑）
さて・・・
世の中、誹謗中傷についての議論が叫ばれております。
先ほどまで見ていたニュースによれば、
コロナ感染者情報を公開しろ！
などという圧力をかける人も多いようで・・・
公開したら今度はその人への圧力が行くのは確実で・・・
圧力がかかるとなれば、隠す人が増えるわけで・・・
そうしたら感染防止にはならず・・・
そういう風に圧力がかかるのはよくない！情報は守らないと！
・・・と、みんなの前では言えても、
「じゃあ、あなたのまわりで誰が感染しているか知らなくてもいい？」
と聞かれりゃ、本音でいえば
「知りたい」
とは思うだろう。
知る権利、知られたくない権利、知らせる義務、守秘する義務
権利と権利がゴッツンコ！
あなたが公開しろと言ったから公開したら大問題になったではないか！
・・・と言ったところで
「そんなの知るか！そこを判断するのがそっちの仕事でしょ」
と、言った人は責任とらずが世の常で・・・
逃げられない方が結局我慢する構図
これ、よく学校のいじめ問題なんかの、
必ずお決まりのパターンで
「学校が隠ぺいしている」
というのがありますが・・・
そらもう、いじめた側はハッキリしていても
それを公開した日には、
その人のところに大バッシングがいくわけで・・・
それを必死に守っているのが教員で、
なぜか教員が頭を下げるという・・・
といって、
「（いじめた）うちの子どもを先生たちが守ってくれた」
なんて、いじめた側の保護者が表明するわけもなく・・・
（そらできませんわな）
それとは別に、誹謗中傷による悲しい出来事もありました。
若いうちはすぐに「解決したくなる」からな・・・
とりあえずやりすごす・・・
は難しいか・・・
「とりあえずやりすごす」
とは本当に高度な実力だとつくづく思う。
匿名をいいことに好き放題言うのは良くない！
・・・ということで、
匿名を規制しようという流れもありそうだが・・・
匿名のおかげで、
巨大権力に対して、
内部告発やら訴えることができるもあるわけで・・・
そりゃ、上の人たちの方が
「そうだろ、匿名はよくないよな」と、
「いいのねホントに」
と規制したいだろうな～
なんて思いますが・・・
結局、
自由を手にしたはずが、
下々で傷つけあって自爆するという・・・
『こんなとこで身内同士で傷つけあっててどうする。』
というスケールにはナカナカ立てないもんですね。
身内の範囲がどんどんと狭くなってますもんね・・・
さすがに『人類みな兄弟』まではいいませんが、
皆さん、範囲が狭すぎない？
色々と勉強になります
今の若者たちは、こういう大人たちがすったもんだしているのを見て
『リアル道徳授業』をしているようなもんですもんね。
日々、禅問答のテーマが降って湧いてくるという・・・
時には
『亀のようにじっと殻にこもって
陽に当たってやりすごす時間をつくる。』
我慢とかではなく・・・
なんてのも大事じゃないかな・・・
なんていうのは強引すぎましたかね（汗）
もしもしカメよ、カメさんよ～♪
