ちょっとでも英語を使ってみようかと(笑)
『恥ずかしがってないで、使うことが肝心』
と誰もがいうが、なかなか度胸がいるな(笑)。
初めてパチンコ屋に入るときも緊張したが、
慣れちゃうと我が家みたいに思うのと同じになったらいいけども・・・(笑)
とりあえず、私が尊敬しているルー大柴さんの芸風をマネするような気持ちでいくか・・・(笑)
さて先日、私の大学時代の後輩で、
高校野球の監督をしているノボル先生が、
「ちょっと近くで試合をしていたので、大学のほうに寄ってもいいですか?」
と、私の研究室に来てくれた。(写真)
もちろん、突然の訪問なので「何を話すか?」なんてのは決まっていない。
「こりゃまた20失点した」とかそんな話かな?
と、とりあえず「無条件に励ますセリフ」を用意しようと思ったが、
どれももう、一度使ってしまっているのであまり冴えない(笑)
現れたノボル先生は、やや痩せた感じであったが、
20点取られた様子でもなく、
特別なテーマがあるわけでも無さそうでありました。
要は、「なにか最近、野球のアイディアありませんかね~?」
という感じであった(笑)
こんな感じで、ノープランのミーティングだったのにもかかわらず、
結局、なんやかんやで3時間ほど会話が弾んだ。
具体的な投げ方だの打ち方だののmethod(方法)を語る時もありますが、
今回はチームの方針についての話で盛り上がった。
要するに
「論理的な思考を持ってプレーをする集団」を目指してはどうか?
ということについて。
logical baseball のススメでありました。
ちょっと、カッコつけてみたくて書きましたが、
要は、
「何かと根拠(理由)を持って動く」
ことをやってみたらと・・・
ここで喋りながら思いついたゲームとして、
「集団ジャンケン対決」ということで、
ジャンケン一つにしても、相手のデータを取り、
その根拠をもとに勝負するというゲームはいかがかと(笑)
事前にオープン戦のような形でジャンケンを数回おこない、
それについてデータを取り、
「さぁ、公式戦」という形で勝負する。
ルールは一本勝負というよりは、10本勝負くらいにしたほうがいいかもしれない。
そこで点数を競う。
そして一番大事なのは
「感想戦」だ。
「それぞれの場面で自分が何を考えたのかを語り合い、より良い一手があったのかを共同作業で探求する」(記事より)
例えば、
「チョキを出す確率が高かった」「グーのあとはパーが多いから」
「オープン戦はグーを主体にしているから切り替えてくるかと思った」
「同じものを連続で出す傾向がある・ない・3回以上はない」
など、なんでもよいが、とにかく理由をつけてプレーをし、
結果が出たあとはお互いに何を考えていたのか?を出し合い、
それをみんなで聞いていたら、
「あ~そういうところに目をつける選手は面白いな~」
なんてのが出るのではないだろうか?
『凄いところに目をつけたな~』
なんてのもあるかもしれない。
なにより楽しそうだ(笑)
ひょっとしたら、同じミスを何度も繰り返すような選手は、
こういうゲームで考えることを放棄する傾向があるかもしれない。
逆に、現時点でチカラがなくとも、考えるチカラを持っている選手には、
そのあと経験を積ませていけば化ける可能性があるのではなかろうか。
あと、これには観察力も身につくのではないだろうか、
監督がうま~く、「その視点は面白いな」と拾うことができれば、
選手はより増長し、
「よ~し、もっとひねりの利いた視点を編み出してやるぜ」
なんてのもあるかもしれない。
そんな話で、3時間ほど弾んだ(笑)
ノボル先生も、
「それは面白そうですね~」
と新たなゲームも思いついていたようであった。
大学の後輩とはいえ、もう卒業して20年も経てば、
上下関係で問答無用で話を聞かせるなんてのはできるわけがないし、
やりたくない。
40代ともなれば、
もはや自分の型みたいなものが固定されている野球人がほとんどであるが、
よく考えたら、色々な経験やら思考やらの組み立てができて、
なおかつ自分のポジションもそれなりにできているなら、
一番おもしろい時なハズである。
『今からスタートなつもりで楽しく指導者をやったらいいと思う。
今の脳ミソで学ぶつもりで野球を眺めたらホントにおもしろいよ』
という話をした。
ホントにそう思っている。
思考と経験を元に好奇心を持って学ぶと、
やらされてない勉強の面白さが出てくる。
ましてや、
このコロナ禍でスポーツの価値観は大きくひっくり返った。
せっかくやっているのだから
面白いと思う野球をやったらいいと思う。
野球の監督なんていつクビになるかもワカラン職業だし、
やれているうちがハナですから(笑)
話の面白い野球人が沢山出てくれたらいいと思う。