kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

はずむ

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岸和田城のお堀の亀

夕暮れ時に、お城のお堀で1人で黄昏ていたら亀(turtle)が来ました。

 

この亀のようにお気楽に考えたことを・・・

 

よく「会話が弾む」という表現がありますが・・・

 

あれって、言い得て妙だなと・・・

 

「話が続きません」「会話が弾まない」と悩む人は多い。

(悩まない人も多いけど 笑)

 

話が「弾む」とはよく表現したもんだなと・・・

 

「弾む」といえば、「ボールが弾む」なんてのがイメージできる。

 

私は、バスケットボールのドリブルが頭に浮かんだ。

 

そこから「あれってどうしているんだろう?」なんて思う。

 

ボールを弾ませている時の手は何をしているのだろうか?

 

見た目には、ボールを受け止めて寄り添っているようにだけ見えるが、

本人の実感としてはボールの動きに合わせて、

落とす時にチカラ

「チョイ足し」しているのではないだろうか・・・

 

あれ、手で少しチカラを足さなければ、

段々と手の高さまでボールは弾んでこないと思う。

 

イメージが伝わりますでしょうか?

 

手はただボールを受け止めているだけのように見えて、

「少し加えて」いますよね。

 

あの感じって、「会話が弾む時の感触」に近いのではないかな?

 

なんて思ったのです。

 

いや、「なんでそんなに会話が続くのですか?」

なんて学生に聞かれることが多いので・・・

 

もちろん、全く「弾まない人」もいますが、

そういう人は全く「チカラを足さない」ことが多いのではないかと・・・

相手の話を聞くってそういうことじゃないんじゃないのと・・・

 

あと、反対に思うのは

変なチカラや余計な動きを入れるものだから

ちょうどよく手に返って来ないので弾ませられない」

(いやいや、そういうことじゃないのよ)

 

ということも多そうだなと・・・

 

 

あのバスケットボールのドリブルしている時の手の感触というのは、

弾む会話の表現としてとても気に入ったので書いてみました。

 

バスケの上手い人のドリブルって手に吸い付くように見えるじゃないですか・・・

 

上がって来たボールがまるで手に吸い付いてきたかのように寄り添い、

しかしボールはコントロールできていて、

さらに落とす時には「寄り添いつつチョイと足して」落としてやる。

 

だから弾む。

 

ちょっと前に

「合いの手」について書いたことがありましたが同じかもしれません。

 

 

これって会話の極意のような気がしたのと、

 

「会話」に「弾む」という語を当てた人のセンスがすごいなと。

 

会話に悩む学生さんへ、

 

「相手の話をよく聞くことが大事」はそうなんだけど、

「チョイ足し」して返す。ってことにも挑戦してみてください。

 

どんどん「弾ませて」みよう。

 

私はそればっかりです(笑)

 

何か上乗せして会話を返す。

 

質問でもいいし、

リアクションでもいいし、

自分の体験でもいいし。

 

弾ませてみよう!

 

大人を転がせ!(笑)

 

※以下は参考資料

 

会話の「さしすせそ」

 

さ=さすがですね

し=しらなかったです

す=すごいですね~ ステキですね

せ=センスいいですね~

そ=そうだったんですか~

 

 「こんな小手先のテクニックでいいのか?」って?

 

大事なことは、こんなことでつなぎながら、

(これを専門用語で「ラポール」という)

 

あとは「自分を開いて」相手にぶつかってみよう。

 

そうしたら、きっと実りある会話になると思いますよ。