kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

中止の判断

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和歌山県 磯ノ浦海岸

に行く。

 

カラッとした晴天、穏やかな波、キレイな海

 

さて、何しに行ったのか・・・・

 

ここはサーフィンで有名な海岸だそうで・・・

 

実は、

「サーフィン教室」を受講しに行ったのである。

 

なぜ、そういう話になったのかといえば、

 

後輩の陸上選手の末續氏が、

大変に「サーフィン」にハマっており、

色々な競技に通じるやら、

何やら奥深いものがあるという話を随分と聞かされ、

それを職場の後輩のN氏に、

「そういうものらしいからやってみたら?何事も経験ですよ」

他人事としてススメたところ、

 

「スクールの予約したから一緒に行きましょう何事も経験ということで」

逆に誘われ・・・

 

普段の私なら「サーフィンなんて・・」と断るところであったが、

エラそうに後輩に説法した中での流れということで、

まぁこんなことでも無ければどうせやらねえし行ってみるか!と決心した。

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後輩N氏

 

海岸付近というのはどこでもそうだが、

近くまで来てから

海岸に出るまでに細い住宅地を通らねばならず、

しかも初めての場所ということで運転は難儀した・・・

 

その辺を散歩している爺さんに道を尋ねてようやく到着、

海はキレイであった。

 

集合場所の駐車場に早めに行き待っていると

 

何やら悪役ヅラした爺さんが親しげに寄ってきて

「スクールかい?」との質問。

「あ~、散歩がてら若者と会話することが好きなオジサンなんだな~」

 

なんて思っていたら、なんのことはない、

そこの地主で駐車場代の取り立てに回ってきたのであった。(笑)

 

そんなことをしながら、

N氏がスマホを見て「あッ!やべっ!」という顔をした。

 

実は、そのスクールは受講するときの注意事項として

「朝に必ずホームページのブログをチェックしてきてください。波の状態によっては中止になります」

というのが念押しで書いてあったのである。

 

そして、『本日は波がないため中止します』とのお知らせが・・・

The surfing class was canceled.(これは自分で書きました)

 

ちゃんと朝の5時にアップしてくれていたのである。

 

私はN氏に任せ、

N氏は「晴れてるんだからいけるべ!」と確認をしなかった・・・

思い込みは怖い。

品が変われば基準も変わる。

 

二人とも野球人、晴れて中止という概念はない。

『普通な状態なんだからやるでしょ。』

という思い込み。

 

しかも私はN氏はマジメなタイプだから確認するでしょ。

と思い込んでしまっていた。柔整師なのを忘れていた。

 

考えたらサーフィンの場合は雨でも風でもやるというか、

むしろそういう時のほうが嬉しい・・・のかな?

 

野球と反対というか・・・

 

そうこうしているうちに真っ黒に日焼けした女性のインストラクターが現れ、

「あれ~、来てしまったんですか、ブログにはあげたのですけど~」

 

と申し訳なさそうに接してくれて、しばらくお話をしてくれた。

 

素人考えだと

「穏やかだからやりやすいのではないか?」なんて思っていたが、

「自転車もある程度スピードが出ると安定するけど、低速だとバランスが難しいのと一緒です」

と、とてもイメージしやすいお答え・・・

 

そういや白バイの競技でも低速でバランスをとるような種目があったような記憶が・・・

 

まぁ、中止になったとはいえ、

堕落しそうな連休中に早起きをする理由もでき、

初めての地に行ったということで気分は上々、(というかむしろホッとした?笑)

 

みたいなもので。

 

でも、インストラクターの中止の決断に思いをはせると、

『自分がこのインストラクターで生活している身だったとして、この決断ができるのだろうか?』

 

と思った。

 

当然のことながらインストラクターさんの収入はゼロになった。

早朝に海のチェックに来ているのに

地主のオッサンには駐車場代800円×2が入った。

 

私だったら、

「何かできること」

をやって何とか収入を得ようとするのではないか?

それでもやらないのは、

おそらく、

それをやってしまった時のリスクの方がデカいのだろうと思う。

『この状況じゃ満足させられない』というのもあるのだろうな。

 

周囲のサーファーから

「あんな程度でお金を取ってる」

なんて思われる方がいけないとかもあるのかもしれない。

 

私としちゃ「そんな程度でいいのに~」というのもあったのだけれども(汗)

 

インストラクターさんのプロ意識をみた。

色々と勉強になる。

 

反対に、散々、

念押しで言われたことをちゃんと確認しない私の危なさも考えなければならない。

今回は、ほんわかした出来事になったけどモノによっては大変に危険である・・・

 

・・・と深刻な方向に考えようと思ったけど、

 

ホントに嫌だったら

「中止になってね~かな~」と確認しただろうから、

どっちにしろ海にいく口実は欲しかったので、

反省は反省としてあまり今回は暗く考えず

 

『N氏よ確認しないでくれてありがとう、もしアナタが確認して朝の5時に中止になっていたら、急にポッカリとあいた時間はロクなものにならなかったであろう。』

 

ということで・・・

 

海岸をN氏と散歩しながら仕事について語りあった・・・

普段、できそうでできない仕事論、わりといい時間だった。

日光に当たってビタミンD補強

 

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『こんな顔して語ってやがる』とN氏が撮影

語った内容

「あの駐車場代取り立てのオッサンの仕事っていいな・・・やっぱ地主はつえ~な~」

 

広大な青い海を見ながら、セコイ話をしていたのでありました。

 

 

 

 

『決める難しさ』

について色々と考えた連休でありました。

 

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 さて、それでも、ぽっかり空いた時間はどうなったのでありましょう。

 

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『中止する勇気』