雨で冷え込んだ土曜日、
『さ~て出勤だ~!』と、
勢いをつけるためにコーヒーを買おうと寄ったコンビニで・・・
「いざ出陣! うなれエンジン!」
とキーを回すも、笛吹けど踊らずというか、
なぜかエンジンがかからない?
あり?このコンビニにくるところまではエンジンがかかったのに・・・
「やっちゃったか~、バッテリーが上がったか~、
そういやこの前、室内灯を点けっぱなしだったしな~」
近くのカー用品店にいき、ブースターケーブルを購入
あとは、誰につないでもらうか・・・・
・・・と、冷静にやっているようであるが動揺しまくりである。
「やったことね~し 汗」
その辺のお客さん・・・といいたいところであるが、私はけっこうなビビりである。
そうだ、あいつこの辺だったな?と思い出して卒業生A氏を呼ぶ、
ついでに職場の後輩T氏も来てくれた。
神奈川の運送屋社長のJ師とも連絡を取り合い、アドバイスをもらう。
アドバイスどおりに接続、いざ点火!!
「あれ?これでもダメか?」
そもそもこのやり方で、できたこともない(やったこともない)
から、「ホントにこれでつくものなのか?」という気もしてくる。
バッテリーが原因では無さそうな気配・・・
となれば・・・・やれることはない・・・
自動車保険のトラブルセンターに連絡。
コールセンターのお姉さんの声は優しい。
さすが事故対応のプロ。
「安全な場所ですか?ならばよかったです」
などと身を案じてくれる。
私が泣きそうな声で
「コンビニでコーヒー買って帰ってきたらエンジンがかからなくなっちゃった~」
と嘆いていても優しく応じてくれる。
「それでは、レッカー車を手配しますので、
そのコンビニの住所を教えてください」
「えっ?住所?そんなの分らないよ」と店員に聞こうにも店の中は混雑中。
そうしたらお姉さん
「さきほど、コンビニで買い物をされたとおっしゃられていましたが、レシートなどはありませんでしょうか?」
「お~!レシート!」
実は私、とりあえずレシートは財布に入れるタイプである。
(おかげでパンパンで、こういう財布の人は仕事ができないなどという説もあるが)
しかし、この時は役に立った。
こういうアドバイスを瞬時に出せるってすごいな~などと感心してしまった。
というわけで、プロによる対応の連携プレーでレッカー車が来てくれた。
仕事の手際がお見事。
近くのディーラーまで搬送してもらう。
同乗させてもらいながら、色々な話もできた。
30歳だというこのお兄さんは、
将来は、自分の整備工場で、いろいろな車を見れるように、
今はこういう仕事をしているという・・・
感心してしまった私は
「エンジンもかからないヤツに言われても仕方ないけど、しっかりされてますね~」
などと、自分の立場を忘れてエラそうに感想を言ってしまった(汗)
気持ちのよい仕事をしてもらい、世の中には色々なプロがいるんだな~と
普段は意識していないプロの存在を感じることができた1日となった。
大事故でお世話になったりしないように気をつけねば・・・
さて・・・
車はどうなった?
なにやら電気系統の不具合だったそうで・・・
その他もろもろご丁寧に見ていただき・・・
出てくる出てくる・・・・
まぁ、
お金で済ませられる安全はケチってはいけません
・・・と自分に言い聞かせる。
「いや~この車を気に入っているもので・・・」などと調子乗って言ったら
「そうですか~じゃあ、あれもこれも交換しておいた方がいいですよ」と
お~ そうですか~(汗)
まぁ、中古で買った上に12年乗ってますからね・・・
年末前に点検したと思ってメデタシメデタシ。
車も直って戻ってきたし・・・
よ~し、大事に乗ろう。
エンジンがかかるのは当たり前と思ってはいけませんね。
感謝しないと(笑)
それにしても
『いや~、世の中ってこういう仕組みになっているんだな~』
と、勉強になりました。
こんな安全な感じで予行練習ってナカナカできませんから。
ラッキーだったと思って気を引き締めていきたいと思います。