阪神タイガースのトレーナーをしている新井(ニイ)さんが、
カレンダーを持ってきてくれた。
ちなみに新井さんは関西医療大学の理学療法学科の卒業生である。
過去の記事↓
めでたく、今年も契約をしてもらえたそうで2軍のリハビリ担当トレーナーをするそうだ。
選手からの信頼も厚いようで、
このオフシーズンも選手と共に医療機関を訪問し、勉強しているという。
そういう活動で得た知識を聴けるのはとても面白い。
トレーナー志望の学生からの質問にも親切に答えてくれた。
こういうのを見ると嬉しい。
この学生は、中学生の野球指導もしているので、
ここで聞いたネタを自慢話に使うつもりでいるようだ。
そういうの、学生の時って嬉しいですもんね~(笑)
一応、学生時代からの私の教えは「後輩には優しく身内意識で可愛がる」である。
とにかく、後輩学生に対してプロだからって見下したような話し方を絶対にしてほしくない。そういうサービスを彼らにはしてきたつもりだ。
今度は彼らがどんな風に後輩に対して接するか、そんな風に見ている。
下の者に対して
「トレーナーってのは~」とか
「人間性が大事~」
なんて冷たく言うようなトレーナーには絶対になって欲しくない。
そういうのが「しっかりしている」と勘違いしている人が多いが、
そういうのって、さらに上の人から見ると、
「何をコイツはエラそうに言ってんだ?」となっている。
(いや、ホントにそうなんですよ、上の人って『私』という意味じゃないですよ)
結果、業界が大したチカラを持たない。
そらそうだ、人がついてきてないんだから。
業界のチカラって結束力だと思う。
『ヨッシャ、お前が言うなら、一肌脱ぐぜ!』
そんなメンバーの集まりは人数は少なくても強い。
でも、
そんな関係性ってどういうところから育つのでしょうか?
やっぱり、まずは自分の方から「一肌脱ぐ」ってのができる人かどうかじゃないでしょうか。
人間性なんて言葉にしないで、
下の者に対してどんな風に接してやれるか?
それでけっこうな部分が出てくると思う。
「大丈夫だよ、俺がついている一緒にやろう!」と、
温かみのある仕事じゃなかったら、そりゃ広がらない。
トレーナーってそういう仕事じゃないの?そもそも。
『和』を作れる存在になって欲しいと思っている。
上の人に対して形式礼儀をできることが人間性ではないと思う。
もうそんな時代じゃないし。
今までがそうじゃない業界ならここから作っていきたい。
そんな挑戦を私は大阪に来てヤケクソでやってきたが、
なんとかカタチが出てきてちょっと嬉しい・・・
でもちょっと羨ましい・・・
クッソ、俺はそんなとこまで行けなかったな・・・トホホ
いや、まぁ教え子が行っているんだから、
教員としちゃいい仕事したともいえるけど・・・
教え子の方がいい車に乗ってやがるし・・・
(エンジンが掛らずレッカー移動する私の愛車 15年モノ ガタがきている 泣)
そういやこの前きた日ハムの竹田トレーナー、
私の愛車エクストレイルを見て、笑いながら
「あ~この車懐かしいっすね~、これに乗せてもらって色々と行きましたね~」
・・・と小馬鹿にして帰っていきやがった。
この笑い顔でバカにして帰りました。
竹田よ、そういう風にお世話になった車を見下してるとバチが当たるからな(笑)
ちなみに新井さんは、
「先生のマネして僕もエクストレイルにしました」
・・・と誠実そうにいうから、
「お~どれどれカワイイ奴め」と思ってみたら
全然違うカッコよくなっているエクストレイルでありました(泣)
まぁ、なんにせよクビにならずでメデタシ、メデタシ。
君らが、もっと若者に憧れられる存在になってくれないと困るのよ~