「喜んでくれる学生さんがいたら」
と、卒業生の竹田さんと深尾さんが、
オリジナルパーカーやシャツを持ってきてくれました。
二人は、プロ野球日本ハムファイターズのチームトレーナーとして活躍しています。
二人とも鍼灸師です。
今シーズンは竹田さんが1軍担当、深尾さんが2軍担当として活動していました。
テレビでも、ベンチにいる竹田さんの姿を見ることができました。
来シーズンは、交代して深尾さんが1軍、竹田さんが2軍の担当になるそうです。
来シーズンはテレビで深尾さんの姿を見ることもできそうです。
ちなみに、トレーナーの1軍2軍は降格という意味ではありませんので、
竹田さんが降格したというわけではありません。
突然に解雇通告もありえるプロのトレーナーの世界で3年目を終え、
来シーズンも契約してもらえることになったそうです。
大したものだと思います。
彼らの年齢も、いよいよ彼らが学生時代の私の年齢になってきました。
「その年齢の時に、私はあの感じで君らに接したんだぞ」
なんて話題もできるようになりました。
「あ~、それならやらねば」と思ってもらえるか、
「え~、あんなの絶対にやりたくね~」と思われちゃうか、
それは私にはコントロールしようもありませんが、
こうして後輩のために何か持ってきてくれるようになったというのは、
なんだか嬉しいなと思います。
私は自分の学生時代から、
「トレーナーの世界は孤立無援で、周囲と戦いながら頑張るものだ」
みたいな風潮が大嫌いでして、
「だから、団結力がなくこの業界が下に見られるんでしょうが」と思っていた。
「とにかく後輩に対して身内意識を持って可愛がってお互いを仲間としてやって欲しい」
ということでやってきたつもりであったが、
ここにきて「やっぱり無理なのか~伝わらなかったな~」
なんて思いが支配されつつあったのだが、
こうして初期のメンバーが戻ってきて、
母校や後輩へのサービス精神を持ってくれるようになると、
ちょっとは楽しい業種になるのではないかな。
受け取る量を目標にする側から、
与える量を目標にする側になれるかどうか・・・
そんな年齢になってきていると思う。
単なる教員と教え子の関係(向き合う関係)なのか、
それとも同じ方向を向く仲間になれるのか・・・
自分の分(生活)を確保するのももちろん大事だけど
後輩を喜ばせるのも楽しいよ。
「あんな先輩のようになりたい」
という後輩の視線が、自分の立ち位置を押し上げる感覚って伝わるかな。
トレーナーを目指す学生にとっちゃ、そりゃ嬉しいですよね(笑)
マスクをしていても目に喜びが溢れています。
学生だけじゃなく、
竹田さんの学生時代の後輩にあたるN先生も大喜び(現在、関西医療大学勤務)
以下は過去に彼らを扱った記事を一部紹介
いや~、けっこう私もがんばってたな~(汗)
なんにもやってね~な~
なんて落ち込んでいたけど、けっこう色々やってたな。
こんなのを彼らに求めちゃいけませんね(汗)
記録しておくって大事だな(笑)