あの男が久々にＴＶに出ます。
（写真は2008年に関西医療大学に来て学生にサプライズ指導をしてくれた時のもの！）
番組は、未来のオリンピック有望選手を指導するというものである！
現在でも現役選手として走っている彼は走る哲学者となっている。
現在の彼との会話は非常に興味深く、つい長電話になってしまう。
もちろん私の持っている走り方の具体論なんてので話が続くわけではなく、
矢面に立っている人間ならではの分かってもらえないというか、分かってもらっちゃいけない面の悲哀というか深みに私も大変に勇気をもらっている。
現代は選手が時代の消耗品としてあっさりと消費されている。
そのスピードたるや・・・ひどいもんである。
たとえば、もう甲子園の話題は過去ですし、女子Ｗ杯のことなんて思い出します？
極端にいえば、現在はなまじっかトップ選手になったら地獄の片道切符を渡されるような側面もあるのである。
ネットやらＳＮＳの発達により、ま～評論家の大量発生というか、無責任な発言でも皆に伝える手段ができてしまっただけに（こういうブログもそうだが 汗）当事者からしてみれば、反撃のできない（揚げ足とりされるから）攻撃をひたすら受けているような状態である。
そんな中で、選手は人生の多くの時間と労力を費やした競技をいいようにいじくり倒された挙句に忘れ去られるのが現在の状況である。
これは高校生やらがプロ野球を観なくなってるのとも関係してると思います。
ちょっとアツくなって長くなりましたが、
そんなトップ選手ならではの悩みに正面からぶつかって未だに戦っているのが末續選手です。
ただタイムを追いかけているだけならとっくに引退していると思います。
これまでのスポーツ選手にはない感覚が出てきていると思います。
多くの人にとっては末續選手の名前を聞いて「あ～いたな～でも最近みなかったな～」なんてなもんかもしれない。
おそらく、久々に出てきた今回をきっかけにまた彼が必要となってくる流れになってくると思います。
現在の短距離界は若手の有望選手が続々と出ているようですが、彼はタイムだけではない存在感があり魅力がありました！やはりカリスマだったと思います。
久々のニュースに嬉しくて過去の写真の羅列
学生時代のコンディショナー先生（中央）も実技指導を受けました！
いろいろ話をしてくれました。こんな席にもいたのに今ではすっかり他人顔しているニシめ～ このやろ～（笑）
この時に言われたことを覚えているか？大将さん（笑）
元気出していきましょう！
私は忘れてしまいました、なんだったかな？（汗）
彼はいう・・・
「最近、また足が速くなりました！走るのは面白いですね～笑」・
・・・と
そうなの・・・？（汗）
そんだけ走っていてまだ発見があるわけ？
こういう人に「組長は相変わらず面白いっすね～」
と言われるのは嬉しいっちゃ嬉しいのですが、
そうなればなるほど私が世間から浮いているという証明ではないかと・・・
なんか嬉しくて書きました。
よかったら見てください。
関西医療大学の学生で私の講義を受けている人は授業のネタにするから見なくていいです（笑）
