kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

ピンッ!とくるかが大事

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写真用にマスクを外しただけですので・・・

 

先日、プロ野球界で活躍している卒業生が来てくれたという記事を書いた。

 

その時に、いくつかのシャツやらパーカーを持ってきてくれたので、

「お~これは学生が喜ぶな~」

 

ということで、「さてどうやって渡したものか?」と思案する。

 

やっぱり、せっかくの品だからサプライズ感を出して喜ばせたいと思ったりする。

 

「いつも手伝ってくれている学生を喜ばせよう」と考えたりする。

 

さて今回は、この真ん中のT島君(3年生)に竹田トレーナーからもらった、

日ハムのオリジナルピステのプレゼント。

 

本人は野球大好きで私についてきているので、このプレゼントもモチロン写真のように大喜び。

 

左右の二人には、すでにプレゼントしている。

 

なぜ日がずれたか?

 

それはこのT島君の勘(カン)があまりにも悪く

なかなか顔を出さなかったためである。

 

まず、竹田さんが来たのは年末クリスマス前である。

私はその時点で彼に

「大学には来てませんか?」とラインを送っている。

 

「いや行ってません。」と返信がくる。

 

まぁ、それは構わない。こちらとしても、もし居たらラッキーくらいで連絡しているが、「何かあるのかな?」というものは伝わっていると思って送っている。

(できればクリスマスプレゼントだ~と言いたかったが)

 

「そんじゃあ」ということで

そこに、

「まぁ、年明けでいいや」と返信。

 

年が明け、

 

「ナカナカ来ないな~」と思い、

何回か、「今日は来てないの?」「今日は行ってません」をして

 

「確か、今日は登校日だったような?」

 

と思って連絡したら

「行ったけど帰りました」と・・・

 

「う~ん・・・まいったな」

 

ということで、いよいよ「ちょっと来てくれ」と頼んでようやく顔を出したので、写真のプレゼントを渡す。

 

「ウオォ~!マジですか!嬉しいです!」

 

と喜んでくれたのでまぁいいが・・・

 

ついでに説教

 

「あなたね~あんだけ年末から『いないの?来てないの?』と言われたら、何かあんのかな?と『ピンッ!』と来ない?」

 

というより、「ピンッ!」とこなきゃダメだよ。と

 

しかも、君はこのブログや私のインスタを見ているのでしょうが?

 

ならば、先輩がやってきてプレゼントを置いていって、

さらにもらっている同級生の写真も出ていて、

そのタイミングで「いないの?」と連絡来ていたら、

「これは俺もか?」と思わないものですかね~

 

もっと言えば、

「あいつでもらっているなら、俺の分もあってほしい」

くらい思わないもんですかね?(笑)

 

と、イヤミを言ってやった。

まぁ喜んでいる時ですから聞きやすかろうと・・・(これ大事)

 

「すいません、厚かましいかと思いまして・・・」と、

そりゃ連絡が無いなら厚かましいかもしれませんが、

世の中には、こういうのを見て呼んでもないのに、

『俺にもなにかくれ~!』と言ってくるヤツだっているのだぞ。

 

まぁ、こういうのを外野で見ている方は、

 

「そんな回りくどいことを言ってないで、『プレゼントがあるから来い』と言えばいいじゃん」

 

と思う方もおられるかと思いますが、そういう方は多分あんまり他人にプレゼントをしない人だと思います。

 

せっかくのプレゼントは「スッと来てほしい」のですよ。

 

なんだか無理やり呼び出してプレゼントするのって、

あげたくて仕方ないみたいじゃないですか(まぁ、そうなんですけど)

 

しかも、

『喜ばれなかったらどうしよう~』弱気だったりするのですよ。

 

 

「ちょっときてくれ」は

「ちょっとじゃない」ことが多い。

 

というより「ちょっときてくれ」は面白いことが多い。

たいてい、サプライズが待っている。

 

逆にちゃんとした用事があるときは、用件をちゃんというから

 

「成績のことで話があるから出頭せよ」なんて感じで(笑)

 

「ちょっと来ない?来てくれ」は、

「お前だけを呼びたい、他の人には聞かれたくない」用件の時が多い。

 

「ちょっと来ない?」で呼ばれる間柄の人が多いのってけっこう楽しい。

 

これを知らない人生の人はけっこう多い。

 

「ちょっと来ない?」と言われた時に「なんでですか?」と言っていると、おいしいチャンスを逃がすかもよ。

 

「ちょっと来ない?」の時に、

もし行けないときは、なんとかして必死につなごうとする姿勢を見せるべし!

 

つなごうとする姿勢が見えないと、

「あ~もう、心がないな」とみられちゃうよ。 

 

そんなセンスは磨いてほしい。

 

・・・と、

 

プレゼントにかこつけて言ったほうが学生には理解しやすいと思って例題としているが、実は仕事をしていく上でもこのセンスは重要と思う。

 

仕事上での「ちょっと来て」は深刻な話の時もある。

 

重要な案件が発生したときに、「ちょっと来て」となることも多い。

その時にちょっと来ては「アテにされている人」だったりする。

他のヒラには聞かれたくないとか・・・

 

 

悪さがバレて説教される、クビになるみたいなものもあるけど(汗)

 

そういや私がかつての職場でクビになった時も事務員さんから

「あの~ちょっと・・・」と呼ばれたっけ(笑)

 

 

要するに重要案件だということです。

その空気を察することができるのも重要だと思う。

 

そんな時に

「え~なんでですか~?」と言い返しているようでは

「ダメだこりゃ」ですね。

 

 

色々と直接は言いにくい時代になっているからこそ、

こういうセンスがある人とない人で任される仕事が変わってくる。

 

こういうセンスのある人との付き合いは面白い・・・(と思う)

 

今の学生さんを見ていて思うのは、このセンスがホントにない。

言われたことをすなお~に受け止める。

 

「いないの?」

「いません」

「わかった」

(はいやりとり完了)

 

・・・って、おかしいでしょうが(笑)

 

「あら。これはなにかあるな?」と感じないと、

「その勘のある人の世界」から見限られちゃうぞ。

コンビニのバイトと違うぞ。

 

 

いい子といえばいい子だけど・・・

 

 

T島くん

 

どう考えたって不自然なやりとりでしょうよ(笑)

 

こんなセンスをどう磨くか?

 

後輩をかわいがってプレゼントをしてみてください。

 

そうすりゃ、後輩からどんな顔してもらいたいか?

どうしてもらいたいかよくわかるから。

 

そうしたら上の人の気持ちが分かりますので。

 

 

「そんなのはよくない」という風潮もありますけども、

そういう風潮になればなるほど、

「そういうセンスの価値があがる」と思って指導してみてます。

 

だいたい、あてにされているトレーナーなんて

 

「あのちょっと・・・」というような話ばっかりなんだから(笑)

 

逆にそういうのがないのだったら不要だもの、外注すればいいんだから。

 

 

 

ちなみに私は上のような写真をプレゼントをくれた人に送っている。

そんなのも喜ばれますよ。

 

今のスマホってお礼を伝えるのにも便利ですね~

 

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高校講座より(小山薫堂さん)