私の授業では、学生さんからコメントをもらっている授業もある。
スポーツ関連の私の授業での過去のコメントを整理していたら思わず読んでいて吹き出してしまったネタの紹介(笑)
中学のころ、試合のタイムアウト(バスケかなんかなのかな?)で
先生に怒られたエピソード
『GOって日本語がわからんのか!』
って真剣な顔で言われて笑いそうになりましたが、その場はスルーしました。
という(笑)
これは大学の授業ですから中学時代ということは少なくとも3年以上は前の体験ということになるが、授業の中での私の発言から、この学生の頭の中では中学時代が懐かしく思い出されたのであろう。
というより、それくらいインパクトのある出来事だったのでしょう(笑)
それにしても、この情景を勝手に想像しただけでもなんだかほっこりする。
先生の方は変なことを言っている意識はないでしょうし、
だいたい、こういう説教はその場の空気というものがありますから、
言わんとしていることが大体伝わればOKと・・・
言われているほうも、
「ここは絶対に笑ってはイカン」ということでスルーする・・・
こうして状況判断を学ぶ。
スポーツをする教育的意味がここに・・・(笑)
でも、この学生もここで思い出すということは、
その当時は後でさぞかし笑ったんだろうな~(笑)
監督のそういう名言(迷言)って青春の1ページですよね。
私にはあったかな~なんて思って思い出すのは高校時代の監督が
集合の説教で、ケガが多い選手に対してだったか、
「お前は気持ちが弱いんだ!だからダメなんだ」
と言ったあと決め台詞の顔で
「気は病からだ!」
といい、立ち去った。
当たり前だが、
シーンとするその場ではみんな真剣な顔をしていたが、
監督が去ったあとで大爆笑となり、
後々まで語り継がれる名言となったことを思い出した。
(ホントは『病は気から』)
説教されたほうも明るくなったんだから結果オーライ。
もう20年以上前の話である。
でも、こうして人間の感情がぶつかり合う時代を過ごすというのは貴重なのではないかな~?と思いますね。
そして、こういう大人とのコミュニケーションの中で、
『多少のミスがあったってなんとかなる』
と思えることも大事なんじゃないかと(笑)
結果として、この野球部では
「あれくらいの感じでも社会で堂々とやっていける」
ということを学んでいたような気もする。
逞しい人が多い。
バカにされることを屁とも思っていない。
大人が堂々とミスするところを見せるのも、
これはこれで学習になるのではないかというのは
大人にとって都合がすぎますかね?
ちょっと話は違うけども
失言がやいのやいのと言われる時代、
失言を責めるときの常套句として、
「本心で思っているからそういうことを口走るんだ!」
とかいうけどホントかな?(笑)
逆じゃないのと思うけど。
ホントに思っていないから、
冗談として軽はずみに発言しちゃうということもあると思うけど。
あと、そもそも本心ってなんだ?
「勇ましいものはいつでも滑稽だ!」