職場にて(2月)
録画しておいた番組の中に、坂本九さんの代表曲
「上を向いて歩こう」のドキュメンタリーがあった。
(アナザーストーリーズ)
「上を向いて歩こう」は私が中学生の時から、
一人夜道で口ずさんでいた曲で思い入れがある。
その番組で坂本九さんの唄っている時の笑顔に、
「あ~こんな表情をしていたらもう少し周りの人を明るくできるのにな~」
などと思い、
マネをして口を
横に大きく開くような
あの笑顔をマネして唄っていたら、
顔の筋肉が痛くなった(汗)
このコロナ生活ですっかり顔の表情筋が弱っているようだ・・・
このブログを書きながら、
これまた録画をしておいた「奇跡のレッスン」を見ている。
今回はスピードスケートの清水宏保さんだった。
そもそもこの番組は、海外の著名なコーチを呼んできて、日本のジュニアを指導する型が多かったのだけども、このコロナのせいだと思うけども、日本人のコーチになって私としてはこれはこれでかなり見応えがある。
特に今回の清水さんは、
現役時代に「筋線維一本を感じる」選手としてアスリート中のアスリートという印象だった。
その清水さんが今度は指導者になるとどんな感じなのかと楽しみにしていた番組だったのだが、やはり面白かった。
「こんな番組につきあってフォーム変えてたら今度の大会どうすんだよ」
などと不安になっている選手を、
山本五十六の格言じゃないけど
「やってみせ、言って聞かせてさせてみて、ほめてやらねば人は動かじ」
をまさに地でいく指導方法で感動してしまった。
いや~、こういうことがあるから指導者って中毒性があるんだよな・・・(汗)
先日、
約10年前に卒業したM山くんがワタシの研究室を訪ねてくれた。
このM山くんは、アタマがいいんだか悪いんだか分らない青年でして、
専門学校で理学療法士を取得、
そして日本でも有数の規模の大病院の救急病棟のリハビリ担当としてバリバリと働いているのにも関わらず、
まだまだヤリガイが足りないらしく、
今度は高校教員の免許取得のために働きながら通信制大学へ通い(でいいのか?)、
この夏に山口県まで教育実習にいくという・・・
だからアドバイス頂戴ということで、私のところにやってきた(汗)
う~ん、いまどき、まだこんなアタマの悪いやつがいたのか(笑)
立派な仕事をしているのに、
それを投げてでも教員に夢を持つとは・・・
今時、教員なんて熱心に指導するほどリスク満載な仕事だぞ(笑)
「アナタに言われたくはありません」
という顔のM山くん。
一応、私のスタイルも彼の思想に影響しているらしい・・・
申し訳ない・・・
個人的には嬉しいけど・・・
自分で熱心に考えたことを話せる相手ができるってのは嬉しいものでして。
また止めにくくなった・・・
ありがたい