kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

この感じでいきたい

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優しそうな先生

 

私にとって、とんでもなく面白い授業の番組だった。

こうありたい。

 

中学生やら保護者を相手に、めちゃくちゃ丁寧な言葉づかいで謙虚な先生。

「何か、気になったことがあったら教えてください」などと言っている。

 

この番組は、最強コーチが指導する番組だが、

『こんな謙虚な最強コーチは今までいない・・・』

とナレーションが入るほどで・・・

 

 

この先生

 

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将棋のトッププロ 

私は、将棋や囲碁の世界の話を聴いたり読んだりするのは大好きである。

 

以下は過去に将棋の本を取り上げたときのネタ。

kokokaramakuru.hatenablog.com

 

 

 

番組は期待以上の内容だった。(私にとって)

 

そんなに強豪ではないという中学将棋部への指導であった。

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自分の失敗談を語る先生

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いや~、凄みのあるお話で・・・

 

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こんなに負けてるんだぞ!

 

という意味で成績紹介だけども・・・・

凄まじいなこりゃ。300以上の勝ち越し

ステージが違いますものね・・・

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負けの捉え方か・・・

 

これが根性がいりますよね。

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私の場合、

悔しさは覚えていていじけたりしているけど、

理由を忘れて同じことをしてしまうんだよな~

 

余談のコーナーにて

 

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じゃんけんの必勝法について。

 

『常に3分の1ずつ出す』

 

直前の手などは忘れる。

 

さすが勝負師。そういうことに関して考えることを常にやっている。

 

よく『流れが・・・』とかいうが、

流れを意識せずに毎回ニュートラルでやることが勝率を上げる

というのは色々なところに通じるのではないだろうか。

 

特に私にはとても大事なことであった。

前半のレースで、ちょっといいのを当てたりすると、

勝負の仕方が変わってしまい結局大した勝利にならなかったり、

悪い勢いがついて大敗してしまうことも多い。

 

取り返そうという焦りは絶対によくない。

わかっちゃいるのだけども・・・・

 

この番組でも自分のチャンネルで語っているというから探したら面白かった。

www.youtube.com

 

こんな話し方です(笑)

 

指導の話に戻す。

 

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部で一番の実力のある生徒

 

自分なりに研究し、セオリーにはまらない手を指すことを目指している。

こんな生徒好きだな~(笑)

 

普通、この手の番組やらスポーツなどでは

「型にはまるな、チャレンジしろ」みたいなことを言う方が、

いい先生っぽいのだが・・・

 

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「強いお相撲さんっていうのはあんまり投げ技などはせずに、普通にまわしを取って寄り切って勝つのが一番安定的に勝つ秘訣だから、あなたみたいに実力のある人はそういうやりかたもあるんだということを覚えてみてください」

 

丁寧な物言いだけど、生徒にしてみたら厳しい指導。

でも先生の「その気持ちも痛いほどわかるのよ、だからこそなのよ」という感じがとても良くて。

 

こういう時に、「弱いクセに生意気なことやるな」じゃ元気でない。

例え話のセンスが必要。

 

「強いお相撲さんはね」なんて、上の人の話がいいですよね。

 

 

 

 

着実な一手を積み上げること。

 

ちゃんと王道を指導する。

 

こういう話って、

『だから言われたセオリーだけをやってりゃいい』

というのとはちょっと・・・というか、かなり違うと思うのです。

 

「俺だけの一手を出して勝ちたい!」という欲求はある中で、

散々の経験をしたあとで

「着実な一手の価値を分って指す

というところに意味があるのだと思います。

 

こういう話が囲碁将棋の世界にはゴロゴロしていてホントにおもしろい。

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こんな話や・・・

 

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逃げるのが悪いわけではなく、そこの判断

 

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「腹をくくって「詰ませてみろ」っていう方が相手も怖いかもしれないね。」

 

こういう事を考えながらやっているんですね。

 

これは、学ぶべき姿勢だな。

「詰ませてみろコノヤロー」

って気持ちで攻めることも大事なんだな。

 

 

いや~、教員として、スポーツ指導者として、とても学ぶことが多い番組でした。

 

この番組はいつも勉強になるのだけども、いつもの競技スポーツとはまた違った興奮がありました。

 

こういう勝負論は好きです。

 

ふと思う

 

私の職場の関西医療大学ではスポーツに関わりたいという学生は多いのですが、なぜか私とはもう一つ、物足りなかったのですが、それはやりたいことはトレーナーということであまり「勝負」の部分には関わらないというか、その要素を除いたところに関わりたかったんだなと。求めていた種類が違う。

 

似て非なるものというか(汗)

 

そりゃそうだな。

 

 

ということで、今後、この森内さんの感じで教員をやってみたいと思っている。

 

そもそも、

「俺はすごいんだぞ」とか「俺の指導を受けろ」

などと説明して言わなきゃ伝わらない程度だったら、

そりゃもう、そもそも噛み合っていないんだから(汗)

そりゃ人も離れていくわいなと。

 

まずは自分の修行から。

 

毎回、ニュートラルな気持ちで臨む。

 

 

最後に

 

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3手です。どうぞ

 

考える人は下に進まないで考えてください。

 

 

 

(正解)

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一手目 

香車を一つ前進、角の道をあける。

 

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2手目 相手の王が下がる

 

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3手目 これで詰み

 

 

このミソは、1手目の香車を『成らせない』ことにあります。

 

 

深い(汗)