「野球」というスポーツを全く知らない人に対して「野球」を説明するとしたら、何からどう説明しますか?
と、改めて聞かれたと仮定して、あなたならどう説明しますか?
案外難しい気がする。
けっこうグダグダになってしまうのではないだろうか?
というわけで、「スポーツ大事典」で見てみる。
「野球とは、9人のプレーヤーから成る2つのチームが、攻撃と守備に分かれ、攻撃による得点の多さを競う球技である。」
なるほど~!そこからか。
つい、「ピッチャーとバッターが・・・」なんてところから話し始めてしまいそうだけど、「そもそも、それは何のためなのよ?」というのを結局あとで説明する羽目になる。
説明の上手な人と下手な人がいる。
その差は、
「どこから説明してんのよ?」ということが原因なことが多そうだ。
そういうことを言っている私だって怪しいときが多々ある(汗)
相手に「話が長い」と思われているときはたぶんそんなときだと思う。
相手の知識に応じて、どこから説明すればいいのかを適切に判断して解説できると、お互いにハッピーだけど、そうじゃないとお互いに不幸だったりする(笑)
「野球ってどんなスポーツなの?」
なんて疑問に対して楽しい解説ができたら楽しそうだ。
「時間的な切れ目があり、個人競技的であり、チーム戦術的な競技でもある野球には記録、統計をはめやすい」
なるほど、チーム戦術を楽しむ面もあり、個人技能を味わう面もあり、楽しむ種類が色々あるのも魅力の一つか、確かに。
「時間的な切れ目」か、確かにそれがあるから、考える時間があって将棋的な楽しみもありますものね。
説明、解説っていざやろうと思うと難しいけど面白いです。
というかそれを面白いと思うか、めんどくせ~と思うかという問題だけど。
以前、広辞苑の制作を物語にした「船を編む」という小説があった。
「右」を右という言葉を使わずにどう説明するか?なんてのがあったな。
(広辞苑では南を向いたときに西にあたる方という説明)
今回、使用した本・・・・重たい(汗)
ちなみにバレーボール
なるほど。
「ワンプレイごとに競技が中断するために安全性が高い」
そうか、だから、バレーボールは色々な年代の人ができるのか・・・
こういうことを知っておくと、企画も考えやすいな。
うまい解説者がいると、そのスポーツは流行る。
考えたら、最近の動画の流行だってやはり解説がうまい人が残っているのではないだろうか。
解説って、正解が一つじゃないというか、人間性がずいぶんと現れる。
愛のある解説ってありますものね。
そういう説明ができるようになりたいな~