左 村山シュウジさん 右 競輪GP大的中でご機嫌のJさん
毎年、年末の競輪グランプリの後で行われている慰労会。
誰も酒を飲まないメンバー(笑)
店主が競輪好きで店内には競輪専門チャンネルが流れているようなステキなお店でグランプリの総括をするのが恒例行事。
そこに、競輪はやらないけども、レギュラーで参加してくれているのが村山シュウジさん(左)
以下は、村山さんを取り上げたときの記事
日本のトップレベルのソフトボールの監督をしているという村山さん。
このブログも読んでくれているということで、グランプリ以降、負け続きでブログを書く気力も湧かないのだけども、ネタが切れたときにとっておいたネタをもう書く(笑)
この席で、ワタシは村山さんと
「選手の指導について」というテーマで熱い議論を交わした・・・・
となればカッコいいのだけども、ワタシもお金が好きな弱い人間。
グランプリを痛恨のミスで買い損ねた失意の中・・・しかも目の前で、大的中でご機嫌のJ社長を前にしてへこんでいる状態で、
「指導とはこうあるべき」などといえるわけもなく、なんとか気力を振り絞り・・・
「色々な人に指導者としてのテーマで質問してみるといいよ・・・」
と他力本願のアドバイスをするのが精いっぱいでありました。
まぁ、結果的にあとで振り返るとコーチングを学んできたワタシにとっては大好物なテーマなのだけども、だからこそキケンもあるわけで、
絶口調でしゃべってイヤミになる可能性も大きいだけにヨカッタように思う。
考えたら、村山さんは甲子園も優勝するわ大学や社会人でも活躍するわ、で勝負事に関してはワタシよりも実践の厚みが違うわけで、恥をかかなくて済んだという(汗)
それにしても思うのは、村山さんはなぜ監督になったのだろうか?
こんなトップチームの監督なんてやってみたい人は沢山いるだろうに。
いわゆる人事の話なのだけども、彼のことは学生時代から知っているわけで、そのワタシから言わせると自ら「俺がリーダーシップを取る」と表明するタイプではない。
どちらかというと、そういうことを煩わしいと捉え距離を置くタイプだと思っていた。
そういうタイプの彼が監督に抜擢されるということもあるというのが、世の中の面白いところだな~と思う。
『自分からやりたい』という人には話が来なくて、「えっ?ワタシがですか?」というタイプに話が来るということもある(こないことがほとんどだけど)。
色々な、話の流れで「ちょうどいい存在だった」というのは本人が狙って起こせるものではない。
誤解のないようにいうと「ちょうどいい」というのは「安い人間」という意味ではない。
適度な人格、適度な社会性、NOスキャンダルなどなど・・・
一番は説得力のある野球界での実績。
こういうのを、
「なるヤツはなる」なんて言っちゃうと救われない人も沢山いるのだけども・・・
自分からガツガツと狙いに行って勝ちっとったポジションは、やはりガツガツした人に奪われるものなのだろうか。
もしくは策を練って取ったポジションはやはり策に奪われるのか?
昨年は、わが母校関連でも色々と監督人事があった・・・
勝ち負けカンケーねーじゃん
まぁ、なんだかんだで指導する相手がいなきゃ始まらないのが指導者ですんで、
村山監督にはせっかくの機会を大事にしてもらえればと・・・・
自分のチカラではどうしようもない流れでクビになることも当たり前なだけに、
やれる時には大事にしたいですね。
監督って中毒性がありまして、やりたくてもやれない人が沢山いますんで。
せっかく監督をしているのにそれを当たり前に思って雑にしてしまう方もまた多いもんで。自戒を込めてですけど。
昨年の東京オリンピックの陸上男子100mの金メダリスト ジェイコブス選手を指導したパオロカモッシの言葉
「ダイヤの原石のような磨けば光る才能に出会えるなんて幸運です。
幸運を手にしたら大切にしないといけません」
う~ん、
書く勢いをつけるために珍しくハイボール飲みながら書いていたら泣けてきた・・・
幸運を大切にしなかったな・・・・