昨年11月に購入した飯田産 東錦(2匹とも)
金魚界ではメジャーな広島の金魚屋さんから通販で購入
そこの店に手を出したらイカンと自制していたのだけども、我慢できずに手を出す。
ちなみに、この飯田産とは長野県飯田市という意味で、ここの魚は独特の雰囲気を持った金魚が多く、特に『濃厚な赤色』は、見ればすぐに「あっ、これは飯田産だな」と判別がつくのであります。
そんなことを思いながら、この金魚の立場になって想像してみると、長野県で育ち、広島を経由して大阪に来ているというこの流れ・・・
この先どうなるのか全く想像のつかない中で、いく先々で様々な扱いをうけて今ここに・・・
自分で金魚の卵から育ててみますとイカに
「このレベルの金魚になる確率が低いのか?」ということがよ~くわかります(笑)
金魚の育成を学ぶと、必ず出てくるというか、キモになるのが「選別」なのでありまして、ようは「間引き」といいますか・・・
金魚の育成は、生かした魚の数より処分した魚の数の方が圧倒的に多いのです。
多分ですけどもこのレベルの金魚だと1000分の1では済まないです。もう一桁多いかも・・・
野球人口からプロ野球選手になる確率より低いと思います。
というわけで、もちろん、けっこうなお値段でありまして、それを高いと見るか安いと見るかは個人の価値観なのですけども、私は「わかる!」というわけで購入を決めました。(初めての代引きを体験、この手軽さは危険・・・クセになりそう 笑)
こういうのを知っていると他人の「なんでそんなものにこの値段!」という気持ちも、「そういう世界があるのであろう」と理解できるようになる。
まぁ、資産になるからという「価値観」とは全然ちがうように思うのですけども。
こんなのを見ながら「ボケ~ッ」っとしているのもなかなかいいですよ。
年が明け、それぞれ隔離しておいた金魚を合流させてみた。
ようやくバクテリアが安定したようで水がクリアにキマッタ。
60cm水槽にこのサイズの金魚をこの数は、密で危険でもあるのだけども、観賞としては楽しい。
サカナの活性も上がっているように見える。
問題は春先だな・・
水温が上昇してくると産卵などが始まり、そこを見過ごすと一気に水が壊れる。
それで何回落としたことか・・・