kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

訪問客

新年早々に訪問客がきた。

 

この人たちは、ワタシが外部講師として授業をしにいっている専門学校の学生さん。

職場(関西医療大学)の系列学校です。

鍼灸師の資格取得を目指して奮闘中。

 

18歳からの流れで入学してくる学生が大半の大学に比べて専門学校は社会人経験者も多く、年齢も経歴もバラバラだったりするのが面白い。

 

今回来てくれた学生さんも、現役看護師だったり、元ホテルマンだったり、大学の研究者だったりと幅広い。

バラバラだと面白いと言ってみたものの、バラバラだと難しいともいえる(笑)

 

皆さん一度は社会を経験していて、仕事やらに一度ついて思うところがあって今の学校にいるわけだから一筋縄ではいかない。

 

その「おもうところ」というのが、やはり単純ではなく屈折している(笑)

 

単純な「道徳的きれいごと」では納得してくれそうもない。

 

ワタシは、専門学校では保健体育ということでアウェイ感で授業をさせてもらっているのだけど、たまに熱心に耳を傾けてくれる人がいて、この学生たちもなぜかわざわざ「話をしたい」と来てくれた。

 

結局、午後の2時くらいに来て夜のラーメンまでという流れになった。

 

何の話をしているかって、もちろん競輪の話ではない(笑)

 

といって、野球の話やらトレーニングの話をしているわけでもない。

「いかに迷って生きて来たか?」みたいな話なのかな。

 

世の中の底辺の話とも言えなくもないが、3人ともけっこう優秀だったんだけど、途中でドロップアウトしたご経験をお持ちのようで(笑)

 

この手の話はなかなか大好物であります。

ワタシのフリーター経験が生きる時はこんな時しかない(笑)

 

そういう人は、また違った視点を持っているので、

「先生(ワタシのこと)は、こんな時どうしてますか?」

なんて質問で私を試してくる。

 

腹が立って暴れたくなる気持ちを抑える方法とか(笑)

苦手な人の扱い方とか。

 

実は色々な技術を考案してありますもので、こういうネタには事欠かないです(笑)

 

「ワタシには夢がありまして」なんて聞いてくる学生さんには、

「いや~、ワタシはいつからか、『自分の夢』なんていうのは罪悪感みたいに感じるようになってしまったもので、参考になる話がなかなかできなくてスイマセン」

なんて調子で申し訳ないと釈明しながらも、

 

「ただ、夢って言ってきた学生の多くが途中で飽きちゃって、なぜか応援していたこっちがやるハメになるみたいなのが多いものでして・・・夢ってそもそもなんなんですかね?」

 

夢を追うというタイプの仕事とそういうことじゃないタイプの仕事があると思うのだけど、どうかしら?

 

 

なんて、こういう話が好きな人は楽しいだろうけど、もっと「具体的な話をしてくれ」とか、今はやりのタイムパフォーマンスを意識している人にはさっぱり面白くないだろうなと。

ちょうどこんな記事がありました。

 

なんでも早送りにして時間効率(タイムパフォーマンス)を考えるのが流行っているそうですね。

略してタイパだとか

いや~知らなかった。

 

どおりで、ワタシから離れていく人が多くなったわけだ(汗)

 

まぁ、仕方ないや。確かに私はタイパは悪い。(使ってみた)

 

答えがあると思って会話している発想ってことか。

 

そりゃ病むよ(笑)

 

タイパの中では言葉を略すのがあるみたいだけど、

 

そういやワタシの高校野球部では、

何かやらかした時に「お前、それゼンミだぞ!」

 

なんて言われたものです。

 

そう「前代未聞」です(笑)

 

近い感覚の人どうしだからどんどん略して面白がっていたんだと思います。

 

まぁ、タイパなんて言ってられるのはやはり元気がある証拠ということかなと。

 

あとは具体的にやることが決まっている人の発想だろうなと。

 

うん、やっぱり私はタイパが悪い。

なんだこの文章は、なにが言いたかったんだ。

 

せめてこの記事みたいに

「時間奪っても 心地よさ残す」

ができたらいいな~