(写真は本文と関係ありません)
先日、とある学生との会話の中でワタシとしては普通に答えたが
『なるほど~!そういうことですか!』
と、随分と感心されたので書いてみる。
それは、その学生と隣の席になり
「何か会話でもするか~」という状況になった。
ワタシは大学時代に
先生と会話をすることが極上のあそびであった。
こういう場合、
ワタシの場合は学生に対しておしゃべりするのは
大好きなのでいくらでも会話はできる。
・・・・確かにできるのではあるが、時折(というかしょっちゅう)
ワタシがワタシの好みだけを一方的に話しをしてしまったのではないか?
付き合わされた相手(学生)は苦痛だったのではないか?
・・・と申し訳ない気持ちになることが多々あり、
実際にクレームもありと・・・
というわけで、
ワタシも学習して
「何か疑問とか話をしてみたいことなどある?」
なんてなことを振ってみる・・・
すると、その学生はとてもマジメな学生である。
「あの・・・
僕はこれまで、疑問を持たずに過ごしてきてしまいました。
やはり疑問を持って生きていかなければいけないものでしょうか?」
・・・という疑問をぶつけてきた。
「これは面白い疑問だ!」
とワタシは思い、なんとかうまいこと
元気の出る答えをしてやりたいと考えた・・・・
(あんまり固い話にならないようにと)
ちなみにワタシはすぐに疑問が出るほうである、
だから会話がいつもエンドレスになる(笑)
・・・というわけでワタシの回答
ワタシ「色々なところに疑問を持つと、楽しくなる回数が増えるのよ」
学生「はぁ?どういうことですか?」
ワタシ
「『あ~わかった~!』とか『なるほど~!』とかいってはしゃぐ回数が増えるでしょ。」
学生「確かに」
ワタシ「そうなると、生活の中で喜んでいる回数が増えますわね、
そうすっと楽しそうな顔している時間が増えますね」
学生「たしかに」
ワタシ
「楽しそうな人のほうが話しやすいですわね、人が寄ってきやすいですね」
学生「たしかに」
ワタシ
「そうすっと、こいつをもっと喜ばせてやろうと、
また人が寄ってきます。そして話をしてくれます。
そこでまた発見やら解明やらがあって
『なるほど~』が増えるわけですね。ようは知識が増えますね」
学生「なるほど~!」
ワタシ
「逆に、別に興味ないですって顔されるとツライでしょ?
興味ない=疑問がないということでしょ」
学生「そうですね」
ワタシ「というわけで人が離れていきますね」
学生「そうか~」
ワタシ
「というわけで、疑問は持たなきゃいけないというような強制するようなもんでもないけど、疑問を持っていたほうが人と繋がりやすくて楽しいよ、というわけです」
学生「たしかに・・・ちょっと間違えてました」
ワタシ「別の言い方をすると好奇心とかいうじゃない。好奇心を持っている人の目ってキラキラしてるでしょ。可愛いげってそんなとこだったりしませんか?逆にかわいくね~な~ってのもありますでしょ 笑」
学生「変なことを聞いてはいけないと思ってました。」
まぁ、なんでも聞けばいいわけではなく相手の状況などもありますけども。
・・・なんてな会話をしたという話でありました。
学生時代には計算なしでいけるのがヨイところです。
これは立派なビジネステクニックでもありますが、
いざ仕事だからとやるとま~胡散臭くなって、
それが取れるまでにやはり10年以上かかるのではないでしょうか?
さて・・・ここでいう疑問を
『人を疑う』も含んだとして
そらそうなんですけど・・・
「先生は俺を利用して自分がラクをしようとしているのではないか?」
とか、
「先生は俺を騙そうとしているのではないか?」
とか
「先生は俺を憎たらしいと思っているからではないか?」
みたいなときもありそうですが、
こういうのは別といいたいですが
そういう場合
しっかり考え切ってくださいよ
大抵のゲスの勘ぐりが
ホントに浅いこうた!な場合が多い
(分かる人は競輪好き)
「あのな・・・ なんで俺があんたを騙して儲かるのよ・・・そんなにあなたに魅力ありますか? よく考えてくれよな・・・ 」ってな感じです。
「なぜ、わざわざ嫌われるのにこんなことを言う(する)のだろうか?」
・・・ていう疑問の持ち方もしてみてくださいよ。
逆に!
なんでこんなに何にもしてないのに
親切なのだろうか?
・・・・と、
そっちの疑問をおおいに持ってちょうだいよ!
学生時代って「騙されちゃイカン」の教育をうけて実行するはいいけど、
俺を疑って、そっちを信じるんかい!(笑)というのも多い。
まぁそういう方向の疑いを持つなら持っていいけども
そういうときは、よ~く考えてくださいよ。
本人が恵まれた人間関係の環境にあるならば
「おいおい、お前そこは違うぞ、あの人はそういう人じゃないぞ」
と諭してくれる人がいたりするのですが、
人間関係が希薄となっている今の時代はそういう人も少なかったりする。
そっちが問題だと思う。
「それによって相手はなんのメリットがあるのだろうか?」と
ようは犯行の動機といいましょうか?
相手の動機を考えるのはホントに大事です。
「なぜあの人は文句を言っているのだろう?」
「なぜあの人はイライラしているのだろう?」
動機が分ればスッキリすることもあるしね。
(なんだよ俺のせいじゃないじゃん とか)
疑いもつならとことん考えて調査してちょうだいよ。
浅い疑いで行動すっと一番損するぞ。
取り返しつかないことになるぞ。
大抵の大人は、あなたにとって良かれと思ってるぞ。
好かれるためにで始まった「疑問について」の話だけど、
そのレベル自体がその人だったりしますね・・・・
面白い疑問を持つもの同士はホントに面白い。
そこで集団ができちゃってるからな・・・・
類は友を呼ぶ