kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

自分でそだてる

イメージ 1自家産のワキンでございます

好きな柄のワキンといいますのはそうそうありませんでして・・・

やはり、自分で卵からやる醍醐味といいますのは、
好きな柄が出ることもあるというところでございます。

当然、手間暇かかります。


さて、更新が滞っておりますが、新学期が始まって、
ありがたいことに沢山のお授業とその他、広報関係やら会議関係、
ならびに仕事にカウントされないというか
「あんたが好きで勝手にやっているんでしょ」
というようなもののおかげで、
愚痴をいう隙のない生活をさせていただいております。

好きで勝手にやっていることと言いますのは、
ようは先日のオリエンテーションで面白おかしく
プレゼンしたおかげで新入生が個人的な相談によく来てくれるようになり・・・

そうなりゃ、プレゼンで
「先生に個人的に話をしてみろ!さすれば道は開かれる」
とかなんとか言ってしまった手前、
ワタシとしてもムゲに断るわけにもいかず・・・

新入生にとって『最初の先生』というのは重要でしょうから、
そらもう必死でございます。

今時の大学といいますのはどこも経営難が目の前に押し迫っておりますから、
魚を釣ってくることも大事ですが、
釣った魚をちゃんと育てることもそれ以上に大事であります
(そこで金魚の写真です 笑)

しかも、会話と言いますのは内容よりも

表情ですとかゼスチャーが8割といいますから、

表情全開でやっておりますと、
帰宅時には明らかに顔の筋肉(表情筋)が鍛えられた感触があります(笑)


まぁ、学外のへんてこりんな団体に引っ張られることもあるのが
この年頃でございますからそういう心配もあるのでございます。

今までは学内のそれぞれの思想をお持ちの先生に対して

「そういうのはおかしいんじゃないか?」

などと思っていたのも懐かしい話で
今では
「外部の変なのに引っかかるくらいなら学内にいるだけいいや」
なんて気持ちになっております(笑)


さてさて、

ニュースやらNHKスペシャルやら、
クロ現やらを見ておりますと、色々と世の中大変でございます。

それこそ、

うちの大学のような小さい中でゴチャゴチャやっている場合じゃないというか、

『スポーツのトレーナーがどうこう』

なんてのも平和の象徴のように思われます。



その中で感じた話を・・・

先日、衝撃的なニュースで、警官の発砲事件がありました。
指導を受けていた未成年の新人警官が指導係の上司を撃ってしまったという・・・

この件に関して、
「今時の若者は怒られ慣れていないから・・・」とか
「厳しくされてないから」
などという、

『若者本人アマちゃん論』が出てきます。

おそらくこれを読んでいる若者の皆さんも面白くないながらも、
「どうもすいません、我々は甘くて・・・」
なんて気持ちになっているかと思います。

ワタシ・・・昔からこういう風な

的を得ていない理不尽な押し付けが大嫌いであります。

「それホントにデータはあるんかいな?」

中学時代の監督が常々
「今の中学生は甘い、以前はもっと厳しくてもついてきたな~」

みたいなことをボヤくのを散々聞かされてきました。

ワタシはその話を聞いていつも
「今時の中学生が甘くてどうもすいません、僕が頑張るではダメでしょうか?」
と反省しておりました。(あと、それを俺だけではなく、みんなに言ってくれと)



皆さんも似たような思いありませんか?

近くの素直そうな学生やら後輩に聞くと
みな一様にそういう経験がありました。

でもちょっと待ってください

果たして、これって若者が反省する問題なのでしょうか?


じゃあ仮にオッサンたちが厳しくされていたとして・・・

それは本人が「厳しくしてくれ」と頼んだものなのでしょうか?

自分たちだってイヤイヤだったんじゃないのでしょうか?

イヤイヤだったりムカついても、
その上を説教してくれたからじゃないのでしょうか?

それでは今の時代、
「今の若者は弱いからな~」

とぼやいている人は
自分の手を汚して指導しているのでしょうか?

自分の手を汚すことなく他人に任せておいてそりゃ~ね~だろ~

・・・・ってことありませんかね?


しかも、そういう愚痴を
「素直に聞いてくれそうな子にだけ言っていませんか?」と・・・

それにしても、通勤の通り道にある中学校の先生・・・

朝の校門での出迎え業務・・・
ホントにアタマが下がります・・・


な~んて話を、今のオトナに向かって言いたいというワケでなく、

そんな話を学生にしてます。


実はマジメな学生で、勝手な押し付けの罪悪感に悩んでいる人も沢山います。

だから、

「そこはアナタが反省するところじゃないよ、
そんなことより、自分でしっかり考えることが大事だよ」

『感じる心と考える力』

なんて話をしてます。

そんな話を

とっても喜ぶ、もの静かな学生が沢山います。
(しかも、そういうのをしっかりと喜んで聞いてくれるのは不思議と偏差値の高い出身校の学生さんが多いです)


「厳しくされなかった」なんて罪悪感を持つ必要はないと思います。
そんなもん反省しようがない。


それよりも、厳しいことを言ってくれた人を大事にするというか、
「怖い人がいるのは悪くないぜ」という話をしてます。

例えば、ワタシが野球部の監督がいまだに夢に出てくるくらい怖かったのは、
ワタシが野球部に入ったから」です。

つまり、何かの目標に向かって進みだしたからこそ、その先生が怖いわけです。

だからむしろ素晴らしいのです。
怖い人がいないなんて何の自慢にもなりません。
「誰にも相手されて無かったんじゃないの?」という可能性もあります。


「お前はゆとり世代だからな~」なんて揶揄された若者も同様です。

「そんなもん、俺の責任なわけね~だろ!」とほっとけばイイと思います。

だって、その「ゆとり世代」が常識を覆すバケモノ的な活躍しているではないですか

評価の仕方によっては
「ゆとり」のほうが優れているというデータも沢山あるそうです。



学生をはじめ、卒業生の若者の皆さん

アラフォー世代は、差が激しい(笑)

ワタシのように口先ばかりが達者で中身もないのも沢山います(笑)


自分の感性を大事にして、

「それは、いくら違法じゃなかったとしてもマズイんじゃね~か?」

なんてセンスは大事にしてください。

その辺の感性が壊れている人もいて揺さぶられることもしばしばですが、

そんな人たちだけではなく、
自分の感性を大切にして悩み戦っている人も沢山います。


自分の感性を大事にすると悩みますね~(笑)


でも

そんなメンバーで仕事するとホントに楽しいですよ。




『類は友を呼ぶ』






ほんとか?(笑)