kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

そこがいいんじゃない

先日、痛恨のミスというほどのことでもないが・・・

いや~うっかりしてた・・・

あの番組やってたのかよ~しかもあの人だったか~

というのを見落とした。録画もしてなかった。

評判はとてもよかったらしい・・・

くやし~


ということで

その人の本を購入

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これは抜群に面白かった・・・

この方は「ゆるキャラ」などの言葉を編み出し、
ブームの火付け役になった方である。


僭越ながら、ワタシの発想と同じというか、

ワタシが半ばヤケクソでやっていることがそのまま言葉になっていた。

ワタシが勤務させていただいている職場は資格の大学である。

つまり

「ある仕事(存在している仕事)」


を目指す大学である。

その全く反対の考え方である。

それはそれで安心である。

はっきり言って私も羨ましい。

この本には
ワタシがやっていることがそのまま書いてあった。

やっぱりそうなんだ、
ワタシの能力が無いからじゃなくてそういうものなんだな・・・と嬉しかった。

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とりあえず
「そこがいいんじゃない!」

・・・という


いっちゃなんだけど、
ワタシなんてもはや、会話のほとんどがそれである(笑)


いや、よく考えたらだから会話が続くともいえる。


例えば欠点やらネガティブな話があったとして、

『そこがいいんじゃない!』

と、とりあえず言ってしまうと

「なんで?」と相手はなる。

「だって、○○じゃないか」

なんていうのはパターンになっている。

例えば・・・

いやホントに例えですよ


ワタシの上司があんまり大したことないとする。

普通ならば

「俺の上司はダメだから俺もダメだ」

みたいになるのは会話も続かない。

普通すぎる。

「そのまんまじゃね~か、つまんね~やつ」

で終わりである。


話がつまらないと言われている人は参考にしてみてもいいのではないでしょうか?

ネガティブ要素からのスタートは話題の宝庫である。


そこで

「だからいいんじゃないか!」

と、とりあえず言う。

もしくはアイディアがあるならば・・・

「そこでオレはこう考えた!」

なんてのも良さそう。


「だって、あんまりキレキレの上司で能力も高く正しくて立派だったらもう工夫する余地なしで息がつまるでしょうよ。」

なんていうのもアリかもしれない。

「小さい会社だからな~」

なんてのも
「だからみんなと仲良くなれてすぐに連携が取れていいんじゃないですか、デカイ会社で人数はいるけど話せる人が少ないかもしれないですよ」

「部員が少なくて・・・」という野球部だって、

「だからいっぱい球に触れていいじゃない、試合にも出れるし」

だし

「部員が100人くらいで試合に出られない」だって

「補欠になっても恥ずかしくないし、寂しくなくていいじゃない。補欠でできた友達は長続きするぞ!」

なんてもんで、どっちでもいいのである。

ちなみにトレーナー業だって

「すいません、うちには器材がなくて」と言われりゃ

「いや~こんだけスペースがあるほうがありがたいです」

だし、逆に「色々揃ってます」なら

「こんだけあれば色々できてありがたい」である。


「定員ワレの大学?」

「最高じゃないか、先生は大事に可愛がってくれるし」

もうなんでもアリか(笑)

ちなみにワタシの知っているとある先生は
ネガティブから始まりネガティブに終わるので非常に話が長く感じる(笑)

逆転のワクワクがないのである。

ワクワクのない会話はホントにつらい。

「少しは相手を元気にさせようとかないのかな?」

と思う。

とあるタレントさんの言葉で

人を笑顔にしていない人の話は誰も聞いてくれない

というのがあった。


その人はかつて陸上のチャンピオンであったがその時期には誰も相手にされず、
人を喜ばせるようになったら自分の考えを聞いてもらえるようになった」のだそうだ。

正論ばっかりで「~するべきだ」で語る人の話を聞いてもらえないのはそういうことだと思う。


ちょっと話が膨らみすぎたが、


ワタシのやっている運動教室は、

これからは、
運動が大切である地域を巻き込んでやることが重要だ!」

までは誰でも言えるけど


「・・・で、誰がそれやんの?」

・・・のところで

みんな止まっているところをやっている。


「ない仕事」である。

だから金も出ないし、みんなやらない。


「だから自由にやれていいんじゃない!」

ということでやっている。

だから学生にも
「とりあえずやってみろ~ コケたらやめりゃいいんだから」
でやれる。


この本というか、この作者の考えのなかで

「自分なくし」

というのがある。

そして「一人電通」という言葉も

ワタシにはツボにはまった。

「これやってるよオレ」と(笑)


そうこうしているうちに段々と協力してくれる人が出てきて

今では大学の代表的な行事として認識してもらえるようになってきた。

ありがたい。



この本にもあるが

「ない仕事」の本当の敵は自分である。


「これホントにいるのかな?」と一番疑っているのは自分である。


その自分を「洗脳」して「無駄な努力」をしなければならない。


ワハハ たしかに(笑)