kokokaramakuruの日記

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まさに自分が気を付けること

2023年10月9日 朝日新聞

 

『先生の不適切な言動 防ぐには』

とは、まさに『不適切な指導になるリスク』を多大に抱えている私にとっちゃ気になる見出し。

 

同記事より、

 

これを、私なりの解釈を加えて記す

 

子どもの心を傷つける恐れのある「毒語」とは

 

①質問形式の問い詰め「どうしてできない?」「何回いえばわかる?」

②裏を読ませる 「やる気が無いならやらなくてよい」⇒裏の意味は『やれ』

③脅しで動かそうとする 「やらないと〇〇させないよ」「殴るぞ」

④虎の威を借る 「○○にいうぞ」(○○は怖い人)

⑤下の世代・年代との比較 「そんなこと小学生でもやりません」

⑥見捨てる 「じゃあ、もういいです」

 

これに合わせて自分の手法を見つめてみる。

(食らった人には違っていると言われるかもしれないが、こういうつもりだと)

 

①『質問形式の問い詰め』はやってないつもり。

それは、このセリフを多用した指導を受けてきた経験から、私は頭の中で「それを考えてアドバイスするのが仕事じゃないの?」と思っていた。私の目標は「こうすりゃできる」をアドバイスできるような教員になりたい。だった。

 

しかし、コミュニケーションの中で、言葉として「どうしたの?なにがあったの?どう考えてやっているのか?」と聞くことはするようにしている。

気をつけているのは、自分の考えを言ってくれた相手に対して絶対に否定からは入らない。もはや脊髄反射で「なるほどね~」とか「いいね~」と言うようにしている。

 

②『裏を読ませる』に関しては、私はかなりやらかしている。

若かりし頃に、中学生相手に「やる気が無いなら帰れ~」とやってホントに帰られたことがある。いい歳になって大学生への指導でもそのクセは抜けず、「無理してやらなくていいよ」などと言って、ホントにやってもらえず不発の企画は数多く、今思い出しても赤面するようなのもある。また、この指導のために私と離れていった学生も多い。

ストレートに「これをやってみて欲しい」というのが恥ずかしかったり、学生の取り組み姿勢の悪さを学生の気質のせいにして誤魔化している時にやりがちだ。

ホントは自分でもわかっている。「自分のやり方がヘタクソだった」と。

 

③『脅しで動かそうとする』に関しては私はやっていないつもりである。つもりではあるが、受け取る側に怖がられていることもあるかもしれない。ただ幸いに自分が体格的には小柄なので、その分で助かっていることはあるかもしれない。

 

④『虎の威を借る』は、これもやっていないつもりではある。つもりではあるけど、話を聞いてもらうために知り合いのプロの話なんぞをしている時は「なんかこれって虎の威を借りる狐だな・・・」と自己嫌悪になることが多々ある。

 

⑤『下の世代・年代との比較』はやっていない自信はある。それは「散々やられてきつかった」から。他の学年と比較は「これまでで一番弱い」などと、先生は奮起を促したつもりだろうが、むしろ「先生はもう我々に興味がないわけね」と捉えてしまいチームの士気は下がった。同じ理由で「最近の学生は昔より低い」も絶対に言わない。今の学生の方がちゃんとしているとホントに思うから。

 

⑥『見捨てる』 は、やっている恐れがある。 

ただ、気持ちとしては

『こっちが捨てている』のではなく「こっちが捨てられた」感覚の悔し紛れの捨て台詞なのだけど。

『あいつはもういい』と、気持ちよく捨てることができたことは100%無いと断言できる。

 

こうして記事を通して眺めてみると、いずれにしても「この状況になる手前」でなんとかしなきゃいけないんだなと感じる。

 

それぞれに、「そうはいってもよ~」と言い訳したくなることが沢山あるけど、そこをちょっと視点を変えて作戦を考えるのが大事なんだろうな・・・

 

『もう~そんなにゴチャゴチャいうならもうヤラン!』

 

・・・と、これは② ③ ⑥ に該当してしまいますね。

 

まぁ、学生も減ってきていつまで教員をやれるかもワカラナイのですから、学生さんがいてくれるうちに色々と工夫したいと思います。

考えたら相手(学生)が居なかったら教員なんて・・・

 

あ~恐ろしい(汗)