第6戦の主役 山本投手
どちらにも、それなりの役者選手がいて、どちらにも策士と思われる指揮官がいて、ホントに面白い日本シリーズになっている。
WBCの「代表野球」で派手に盛り上がった1年を、今度はこうした日本らしい「チーム野球の醍醐味を味わう」で終わることができて、2023年の野球は面白かったなという気がする。
今回の日本シリーズ
阪神では、トレーナーのニイさんがサポートをした選手が大活躍しているので、そう意味でも嬉しい。
才木投手やら島本投手、湯浅投手はニイさんが懸命にリハビリをサポートした選手。
勝ち負けはともかく(そっちも貢献してるけど)ちゃんと投げられて試合を作っているだけでも私は嬉しい。
色々なシーンがあったけど、今回のシリーズで今のところ一番の印象に残っているのは、第3戦の最終回の平野投手のピッチング。
39歳でクローザーをつとめて、
ランナーを出しながらも最後はギリギリで押さえる「プロレススター的なピッチング」には痺れた。
普段、あんまりしっかりと平野投手を見ていなかったので、「あ~こういうところがすごいのだな」と納得できた。
そしてなんといってもあの風貌。
肩で息をしているように見え、周囲に「大丈夫か?」と思わせておいてのオッサンのピッチング。
なにか、私のこれからの生き方の目標になりそうな気がした。
「すげえなこのジジイ!笑」
若者からこう言われるような生き方をしてみたい。