kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

2024年あけましたが

2024年の正月がスタートしたと思ったら、どえらい正月になりました。

いや、みなさんと同じニュースの話です。

 

石川県といえば、私のブログにコメントくれる卒業生(鍼灸師)がモロに住んでいるところですのでなんと言っていいやら・・・

 

何も正月早々なんて言ってみても、「じゃあ、いつならいい?」というものでもないですからこればかりは・・・

この本は、ちょうど12月に読んだ本でどこかでネタにしようと思っていたのですが。

「人を助けるすんごい仕組み」 ダイヤモンド社 西條剛央 著

 

これは東日本大震災の時のボランティアスタッフの仕組みづくりを手掛けた方の本でして、いろいろと勉強になりました。

 

まさか、こんな時にネタにするとは思いませんでしたが。

 

仕組みについて参考になるような具体的な方法ももちろんあったのですが、私が印象にそっている内容について。

 

災害支援のボランティアは、皆さん最初はやる気に満ち溢れているのですが、長期戦になってくるとどうしても綻びが出てくるそうです。

 

そんな中でトラブルを減らすための7か条を作ったそうです。

①質問は気軽に、批判は慎重に

②まずは相手を認めてからやり取りとする。

③集中攻撃に見えるような言動は慎む「発言よりあり方」

④初めての参加者が怖がらないように

⑤電話や直接会って話す。「できるだけミーティング、懇親会には参加」

⑥休むときは休む 余裕を作る

⑦被災者支援を目的としている人はすべて味方

 

これは私が仕事に生かそうと思ってメモしていたものです。

 

職場の研修会の幹事をしているのでそこで使おうかと思っていたものです。

 

そして、この本の中で、「これは関西医療大学の学生に伝えたい」と思っていたのが、ボランティアの皆さんが疲弊してきて、なんだかギスギスしているのだけど、何に対してフラストレーションがたまっているのか分からないピンチになっていた時に、救った活動をしてくれたのが鍼灸師さんが集まったグループだったそうです。

 

ボランティアさんのカラダのケアをしながら、話を聞いてくれたそうで、その中で何が不満なのかを聞き取ってくれたそうです。

 

その時は「どこに何を言えば伝わるのかわからない?」というのがあったそうです。

皆さん、ボランティアに来るくらいの人ですから、面と向かって文句などは言いませんが、「この現状はどこに伝えればいいんだ?」というのがストレスになっていたようです。

 

この視点は、リーダーの著者には気付かなかったそうで、それを鍼灸師のリーダーさんに教えてもらえてすぐに対策を打つことができたそうです。

 

こんな災害の時に鍼灸師や柔整師は非常にチカラを発揮するそうです。

 

これから、時間がかかる作業になると思われますが、その分、疲れた人のケアをする仕事も重要になりそうです。

 

授業が始まったら学生に伝えたいと思います。

 

金沢のキヨさん、大丈夫かなぁ。

なにか要るものがあったら言ってくださいね。