いかにもどこかから拝借したようなタイトルで(汗)
大学の職場環境をよくしたり技能を上げるためにするための活動をSD活動といいまして、
主に事務員さんと教員と連携して「いい職場にしましょ」というための研修をやるように、というか「やってます」という状態にすることが大事ということで、そういう委員会があります。
割と大きな意義のある活動なような、そうでもないような。
「ちょっとやってくれよ」と教授さんに言われたのをきっかけに委員になって3年くらいかな?
大抵の場合は外部から講師を呼んできて講演を聞いて「なにか学んだことにする」のが通例になっていたのだけども・・・
「どう思います?」と振られると、なんとなく思ったアイディアというか考えを述べているうちに「じゃあそれやってみてヨロシク」という流れになり、どうせ引き受けたなら、『少しでもウケたい』という悪癖が顔を出し、ついギャンブル要素を入れたくなってしまう。
だから批判も受ける。冷笑もされる。
ただ、それでもやってしまうのは・・・
もはや単なるギャンブル依存症・・・
一瞬、挑戦したくなる。
などとカッコつけようと思ったけどそんなちゃんとしたものでもないなと。
というわけで、今回が私が企画して2回目。
前回はパネラーに討論してみる形式でやって、今回はグループディスカッション。
大学って、人間関係が希薄だったりするもんで
企画の狙いの説明
「知らなかった人を知る 話せる人を増やす 自分のことを知っている人を増やす」
『職場内人脈の強化!』
ということで、こちらでグループ分けをして議論をしてもらう挑戦
「おしゃべりどうぞ」じゃ、温まるまで時間がかかる。
事前に教職員にアンケートをした学生指導に関する内容について議論してもらう。
最初に自己紹介時間を設けて、そのあとに議論。
今回の特色は、若手の方にファシリテーターをしてもらい、その若手をフォローするというのが研修。「決して若手を鍛える機会ではないです」という念押し。
ファシリテータの方には事前に台本(手引書)を配布してある。
ちなみに私の手製であります。
ここで皆さんの前で言うのは「ファシリテータのセリフは私の方で指示してあるからです」という後押しです。
若手の方は言いにくいですから。
ステージ上の私が撮影した写真
なかなかイイ感じの雰囲気ではないでしょうか。
皆さん協力的で自己紹介をしてくれて、グループの雰囲気が良かったようで、10分の時間を取っていて長すぎるかと思ったら「延長願い」が出て延長しました。
いや~討論よりもこの部分が重要だったのでありがたいです。
リラックスするためにお菓子を置いたのですが、飲み物を持参してもらえば良かったです(笑)
結果として、なかなか好評でした。
楽しかったという感想を多くいただきました。
サラッと書きましたが、大学でこの雰囲気を出すのはけっこう骨を折る作業だというのは知っている人は知っている(笑)
こういうのをやってみると、若かりし日に体育学部の強烈な先生方の狭間で揉まれていたのはけっこう役に立っているなと・・・(笑)
それにしてもこうして写真を見ていると、「これホントに俺なのか?」と不思議な気持ちになる。
こういう企画をやるときには冷静になったら終わり。
「なんでこんなの俺がやってんの?」などと理屈を考えだしたら止まる。
「いいように利用されてんじゃないの?」という考えもあるだろうけど、私自身が寂しい人間なので、「利用していただけるだけでもありがたい」と思えるのが不思議というか情けないというか(笑)
ただ、こういうのは資格とか肩書ではないので、考えようによっては「私自身」をアテにしてくれている。と思えばこんなに嬉しいこともない。
次の日、めまいがして早退する。
わたしはいったいどこに向かっているのであろうか・・・