kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

画期的な1冊

http://sports.geocities.jp/healthatpt/_gl_images_/DSC01286.JPG

2日前、成蹊大学の武藤先生を紹介したクウェートでの写真に右端でニッコリ笑顔の剣士が立っている!


閉鎖的な剣道界にあって画期的な1冊(写真)「強くなるための剣道コンディショニング&トレーニング」(体育とスポーツ出版社 斎藤実 編著) の著者である齋藤実先生だhttp://reach.acc.senshu-u.ac.jp/Nornir/search.do?type=v01&uid=1207239

齋藤先生には、私がお世話になっていた専修大学で(私は2年前まで、6つの大学で仕事させていただいてた)実に興味深い話を沢山聞かせていただいた。

齋藤先生は、剣道のナショナルチームのトレーナーをしている。その上、自身も剣道5段のバリバリの剣士だ


先の世界大会では、武藤先生とともに、日本チームを支え世界一に貢献している


お供させていただいた実習で、なぜ剣道のトレーナーになったのか、ゆっくり話を伺うチャンスがあった。


「大学時代に肩の骨を骨折する大けがをした。当時、練習を休むことができない雰囲気の中で自分の独学でリハビリを続けていたがなかなか理解してもらえずつらい思いをした。このままでは剣道界はダメになる、リハビリやコンディショニングが当然になるように環境を作らなければと思った。」


と話をしてくれ、見せてくれた肩はケガを物語る骨が浮かびあがっていた!いつもは柔和な齋藤先生の目がその時は厳しくなったことはよく覚えている


この本から、剣道界を本当に良くしたいという齋藤先生の気持ちがヒシヒシと伝わってくる。それは現場で使うことを想定し、現場の指導者が共感できる言葉や内容になっていると思われるからである


そこは自身も剣道の向上を目指して稽古を積んでいるから机上の空論にならないのだと思うし、実際にやっている剣士の気持ちがわかるのだと思う。


「無いからできない、いないからやれない、伝統だからしかたない」


それで納得する事も、時に必要なんだけど、


「無ければ作る、誰もやらなきゃ俺がやる!」ってな気持ちが大切なことを齋藤先生には教えてもらった。


しかも、


「興味あって、一緒にやってくれるような子いたら紹介してよ!」とまで言ってくれた!


よ~し、燃えて来た!


関西医療大学から、齋藤先生と一緒に剣道界をサポートするような学生育てるぞ!


意気込んで、うちの剣道経験者2年生に声かけた


「こんな先生がいるから行ってこい!」


「いや~今、一人暮らししたくてバイトの方が大切です」


「う~ん、また空回りした・・・・」


誰か熱くて面白いやつはおらんのか~!