kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

茶道かインスタントコーヒーか?

http://sports.geocities.jp/healthatpt/index/DSC01410.JPG

10月9日スポーツプログラマー講習最終日(明日はテスト)今日、受けた「社会の中のスポーツ」という中で非常に考えさせられた。(写真は講師の仲澤眞先生 筑波大)


 「私のやっている(思っている)スポーツは茶道なんだろうか?それともインスタントコーヒーなんだろうか?」 「なんのこっちゃ?」と思いますよね?私もそう思いました。何の話かと言うと・・・「スポーツ手段論とスポーツ目的論」の話なんです。スポーツ(運動)をやる動機についての考え方です。


スポーツ手段論(インスタントコーヒー)とは?「健康になりたいから」「痩せたいから」「病気になるぞと言われたから」「甲子園に行きたいから」「進学・就職に有利だから」「仕事(お金)だから」など「何かの役に立つから」のように何らかの「手段」のためにスポーツをやるという発想のことです。一方、「スポーツ目的論」(茶道とは?「これをするのが楽しいから」「好きだから」「気持いいから」「自分との対話が楽しいから」「仲間との時間が楽しいから」というように「何かの役に立たなくてもよい」という発想のこと。


コーヒー飲めれば使い捨て紙コップでよいというインスタントコーヒーと、分からない人から見たら「たかがお茶飲むのにどんだけ手間かけてんのよ~しかも礼儀作法まで細かいこと言って~」というくらいやる茶道! さ~て、あなたはどっちですかね?


 現在の世の中でスポーツは主に手段として発展してますな~「スポーツは健康にいいですよ~」これ手段論です。「野球は人気あるから広告価値ありますよ~」でやってたプロ野球、手段論ですな。「水泳より野球のほうが食えるぞ~」完璧に手段論ですな!


さて、「手段論だってモチベーションが上がるならいいじゃない!」と思われますよね?


手段論の欠点・・・・それは「達成されたら終わる」「可能性が無くなったら終了」になりやすいんですわ!


例えば、「医者に言われたから血糖値が下がるまで嫌々ウォーキング」は正常になれば終了!「甲子園に行くために、進学のためにやってた野球」高校3年、夏の朝日新聞野球大会が終われば終了!メンバー外れた日には、これまでの人生全否定!さあこれは文化と言えるのか?


 スポーツが今後、発展するためには、「何かの役に立つからではなく、やりたいからやる」という風にならなけりゃ・・・・文化にならなければ、ということなんですな。


 しかし、公共事業として、もしくは私が企画してどっかからお金引き出そうと思ったら、「スポーツにはこんな効果(利益)がありまっせ~」という「手段論」を展開できなければいけないんですな~


プロ野球中継が無くなってきたのは、手段としての価値が無くなっちゃったんですな。


 でも考えようによっては野球が文化になるチャンスなのではないかなとも思ってるんです私・・・


先のネタでコメントくれた皆さんなんて、役に立つから野球やるってレベルじゃないですからね~


どうせ不況なら、茶道タイプの思考が大切なんじゃないかな・・・と野球手段論に染まった私は思ったのでした。なあ竹田!反省しよう!


やばい、明日テストだ!「ブログ更新されると嬉しいです」という三木くんの電話に乗せられてしまった・・・