1月31日 今日は雨模様の中、関西医療大学の未来を占う入試が行われた！恥ずかしながら私も教員のはしくれとして面接官という大役を授けられた！しかも、ペアになったのは理学療法学科の親分のＳ教授であった。なんだか私が面接されているのではないかというプレッシャーであった。
何とか業務を無難に済ませ自室に戻るとＭ木くんから携帯写メールが・・・・
そこには 「・・・自分は最初のころの気持ちを忘れてしまっていました。自分には夜中の1時まで付き添って相談に乗ってくれる先輩がいて、自分のために夜中に電話までしてきてくれる先輩もいて、自分は本当に恵まれている。自分は幸せなことをさせてもらっていると感じました。・・・・・結局、時間があってもダメでした。自分はただ言い訳にしたかっただけでした。自分の本来の実力を認めず、時間があれば、なんて逃げてるだけでした。そんなバカげた考えで今まで生活してきたかと思うと自分が恥ずかしいです。しかも自分が悪いのに先生に謝られてるし・・・」
何の事かと言うと、現在、期末試験直前です。当然、勉強最優先。自宅に直帰するのが普通です。しかし、そこは自己中プラス寂しがり屋の私です。
「挨拶もしないで帰る奴にトレーナーなんざ務まるわけね～だろ！ハイハイど～ぞ普通の学生さんやってちょ～だいよ、ムリして組員なんて思わなくていいからよ」などと、ここんとこ顔を出さなかった事に対して、嫌味を言うもんだから、
「僕は成績を取らねばならないプレッシャーと戦っているんです！」と悲痛な訴えをしてきた。
「ダメだこりゃ、意味通じてない」と感じた私は、昨夜、「今日は無茶言ってスマンな」とメールをしていたのであった。
その返信が今日の昼にきた・・・・最近のメールは随分と長文が打てる・・・
「よかった、通じて欲しいところが通じた」と文章の途中で私はホッとした。
で、メールの続き・・・
「こんな事を1日考えて、どうすれば持続するやる気が得られるか、考えたところ
『髪の長さ＝やる気のなさ』ってことになりました。髪の長い自分を見てると、その長さと同じようにだらけているように感じました」
なんだそりゃ！すげ～結論だな！（笑）
しかし、まだ私は事態の重みに気づいていなかった。
メール続き・・・「メールではまだ伝えきれないので、先生に直接お会いして伝えたいです。お仕事終わってからお会いすることはできませんか？」ときた。
「なんだよめんどくせ～な、今日は日曜で出勤してるし、ナイターで狙い目のレースがあるから早く帰りて～んだよなこっちは」などとブツブツ言いながら携帯画面を下にスクロールしていくと
「うわっ！！なんじゃこりゃ！」
なんと、画面には長髪だったはずのＭ木くんが丸坊主に！しかも、ホントの組員さんみたいに睨みつけてる写真が！
「ヤバイ！こりゃ本気（マジ）だ」
「わかりました、15時には仕事が終わりますんでお越し下さい」と返信！
そして彼はやってきた、なんだか目が座っちゃってます。懐から武器が出てきそうな雰囲気・・・
「組長！これからもよろしくお願いします！ダメですか！」
う～ん、目がコワイ（汗）
「まぁまぁ、そう怖い顔せずに回転ずしでも食べて」と100円寿司でご機嫌とる私。
う～ん、まいったな。段々と路線が・・・・他の先生方からどう見られるやら
腹を括った学生は無敵だ・・・・ 参りました。
