先日、のんべんだらりと事務員さんから来たメールを読んだ瞬間、ビックリして組んでいた足は揃い、背筋が凍った!
「座間市立 東中学のウエムラ様からお電話がありました。046・・・・」
なにこれ?・・マジ?(汗)
そう、このウエムラさんとは、私がこの世でもっとも良くも悪くも強烈な影響を受けた神奈川県座間市立栗原中学時代の野球部顧問 植村政美先生であった!(写真左)
この先生のおかげで、こんな感じの人生になっちゃったというか、なることができたというか・・・
この先生と出くわしてなければもうちょっと人並みの人生を・・・
(私の両親も感謝しているような恨んでいるような 笑)
このブログでもちょくちょく中学の顧問の先生にエライ目にあったというエピソードが入ってくるがこの先生のことである。
ちなみに真ん中のデカイ先生は牧野先生といって、私の中学時代は隣の中学の監督さんであったのだが、当時から私のことも気にかけてくれるような先生で、後に教育実習でも大変にお世話になった。
こちらの先生は大変に誠実な先生で素直に尊敬しているし、「牧野先生のようになりたい!」といって本当に教員になっている教え子も多い!
一方で、植村先生に関しては私は今でも夢に出てきて跳び起きることがあるほどで、そういう時は大抵布団を剥いでいて身体が冷えている。
『なんだよ優しそうな先生じゃん、何をそんなにビビって』
と言われても説明をしようがないのだが、とにかく、それくらいに強烈なインパクトがある。
いずれ組員を連れて体験させねばならない(笑)
現在の私がちょっとやそっと理不尽な人と会っても平然としてられるのは
「ウエムラ先生に比べりゃ屁みたいなもんよ」と思えるからである。
・・・で、ナンデそんな恩師の話を持ち出したかというと 電話をかけたら
「お~クミチョウさんの活躍は読ませてもらってますよ~大そうなご活躍で~」
とのセリフ・・・
私はまたまた凍りついた・・・(マジで?読んでたの?)
(組員は笑っているであろう、いつも私が言うパターンだから 笑)
そして、「おい、この前の『腕を振れ』のネタはどういうことなんだ?」と質問された。
私は、プロに説明する時の何十倍も緊張して説明した(汗)
結論として「電話じゃよくわからんから、来い」となり
「ハッ!」 (「はい」の緊張版)となった(汗)
悪い汗でビッショリであった。
私が中学に入学する時点ですでに植村先生は座間市の野球界のカリスマ的存在であり、小学生の私の耳にもその伝説は入ってきていた。
中学の試合を見に行った時の植村先生が率いる武闘派な狂気すら感じさせる野球部の雰囲気に息を呑んだ思い出がある。
エラーしたら切腹させられそうな雰囲気であった(汗)
また出身が鹿児島の喜界島であることからくる独特の風貌もプレッシャーが増した要因である。
「そんなにイヤなら辞めればいいじゃない」 と普通の感覚の人は言うであろう。
しかし、おっかなくて「辞めたい」とも言えない
何人もが「もう俺はキレた!あいつ(先生)にキレてくる!」と裏では吠えたが、実際に先生の前でキレた部員を私は見たことがない(笑)
・・・とこうやってこの先生の話を語ると収集がつかないので、今後、小出しにしていくとするが、この先生が読んでいると分かってしまった以上、今後はキレが悪くなるかもしれません。(笑)
しかしながら最近になって思うのは、こうやって問答無用の理屈ではない存在がいると言うのは非常に貴重なことであると学生さんを見ていてつくづく思う。
野球部の親は助かったと思います
何せ反抗期真っ盛りの中学生に
「そんなんだったら植村先生に言うぞ!」といえば、
「あっ、それは困るスイマセン」となるわけですから(笑)
そこで止まれます。
学生さん、君たちのウエムラ先生はいますか?
(私はやらんぞ!いい先生でありたいもん 笑)