2月17日 今回は完全に競輪ネタになりますがご容赦ください。 休日をいただいて和歌山競輪に行ってきた！それはトレーニング指導をしている吉木雄貴選手（ピンクの選手）を応援するためだ！いつもはインターネットのライブ放送を見てあれこれ言うところだが、最近は少々気迫が足りないので、ここは一発直接現地に行ってカツを入れねばならない！
トレーニングを一緒に手伝ってくれているＴらも参戦！生でプロのレースを見ることで感じることもあるはずだ！
吉木選手は１レースに出走する！時間に間に合うように早めに和歌山競輪へ到着！とりあえず来ていることが伝わるようにしなければならない！プロ野球ではスタンドの観客が選手に存在を伝えることは困難である。果たして・・・
レースの20分ほど前に「脚見せ」がある。今からこのメンバーでやりますよという紹介だ。競馬で言うところのパドックのようなものだ！ここで一発声をかける。
私「ヨシキ！やれよー！（競輪風応援）」
学生「ヨシキさ～んお願いしますよ～（切実）」
1周400Ｍの競輪場のバンクでスタンドからの声が果たして届くのだろうか？
心配は無用であった。平日の競輪場の朝1番のレース、スタンドの観客はほとんどいない。（車券買うとこにはいます） 即、気づいてこっちみて微笑んでうなづきました！
私は彼の「やりまっせ組長！信じて下さい！」というメッセージを受け取った！
私は確信しました！
「よし最近の成績は悪いが眼は死んでない！あれはやる男の眼だ！」（サングラスしてますが）
「しかも、最近は成績が悪いから人気が無い！私の為に走ってくれるヨシキくんが絡めば大チャンス！私は買いたい１眼レフカメラがある！」
だいたい、このようなストーリーを頭の中で妄想しながらやるのが競輪の醍醐味である。 競輪は馬と違い選手のやる気が即レース内容に反映する！それを「好き」と考えるか「だからイヤ」と考えるかで分かれるところだが、私は人間臭い競輪が肌に合う。
私の決断はヨシキくんを絡めた5人のＢＯＸ（3連単）で勝負！
「なんだよヨシキと心中じゃね～のかよ」という声も聞こえそうですが、競輪は単勝が無いので誰かと絡めなきゃイカンのです（汗）
レースは残り2周から先頭に立ったヨシキ選手が炎のツッパリ先行！これは「絶対に主導権は渡さない！」という覚悟が無いとできないんですが、最近はこれができてなかった！私の胸は熱くなった！しかし、不運にも味方の番手（後の黒の人）が離れてしまい、同じ先行選手が後ろにハマル不運な展開に！これはもう最悪な展開・・・
「あっちゃ～最悪・・・」と悲しくなるも・・・
「おおっ？」
いつもならさっさと抜かれてしまう展開にも関わらず脅威の粘りで最後の直線までは先頭で来ました！ 結果は直線で後続に交わされ7着でしたが最後までもがききる姿勢は学生3名も含め熱いものが伝わってきた！
「これができれば強くなる！」
「ヨシキいいぞ！」手を叩いて声をかける私に彼は照れ臭く微笑みを浮かべた。
「こういうのいいですね～」とＴも満足だ！
私も満足・・・あら・・車券も当たっておりました。ヨシキくんの頑張りで後の選手が絡んだのでちょっとプラスになりました。 ちなみに気持ちよくなった私はその後のレースで気持ちよく和歌山の財政に貢献してまいりました。おかげで明日からまた「働こう」という気持ちになりました。
落車もあり、打撲、骨折を相手にする柔道整復師を目指す学生にとってもいい勉強になりました。（授業で使えるいい写真が撮れた！教材研究ですな 笑）
改めて感じた！
指導している選手の勝利車券で喜べたら最高だろうなと！
またやる気が出てきた！
