kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

一流を見に行く

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6月6日


私がゴルフ場で芝刈りに勤しんでいるころ・・・


 鬼の居ぬ間のなんとやら・・・・


N井くんとM島くん・・・


なんとびわ湖のほとりまで私を抜きで遠足に行ってしまいました。


う~ん羨ましい・・・


 「まぁまぁそう怒らないでこの写真でも見て腹の虫をおさめてくださいよ」とM島くんが撮ってきてくれたのがこの写真である。


 写真には、『オリンピックメダリスト』の永井清史選手(白1番)の先行を、『近畿のスーパースター』村上義弘選手(橙7番)が捲り、そのさらに上を『東北のスピードスター』佐藤友和選手(青4番)が捲りで襲いかかるというファンにとっては生唾もののシーンであった。http://keirin.jp/pc/dfw/dataplaza/guest/raceresult?KCD=52&KBI=20100606&RNO=10


それにしても、凄いペダリングだ!ペダルに最大の力をぶつけている中で力を逃がさない姿勢維持の筋力・・佐藤選手、膝が顎に当たりそう。


 そう、この日は競輪大会の中でも最高峰のG1(特別競輪)の高松宮記念杯競輪 決勝の日なのであった。 このレベルの大会は競輪選手約4000名のトップ108人が参加する最高峰のレースである。


そりゃ~面白くないわけがない・・・


 日ごろ、ヨシキ選手や渡辺馨選手と交流を持たせているうちに、


『組長が出走できないなら、僕らが自力出して行ってきますよ』と育ってしまった。


今までは私をマークするしか能が無かったのに・・・


嬉しいような悲しいような・・・


 日ごろ、吉木選手や渡辺馨選手を指導している私にとっての目標は当然、近い将来、彼らがこの舞台に立てるような選手になってもらうことである。


面白いもので、単純なタイムだけならそんなにとんでもない話ではない


 ところが、競走となるとこのクラスは執念が違う


特に『自分が不利』な時ほど燃えるような選手が上に行っている。


『自分が不利』だから「ハイそうですか」とホントに負けてるようならこのクラスには這いあがれないし生き残れない。


「で、どうする!」と行動に移している!


そして『腐ったら負け』ということを胸に刻みケガやスランプの時にも地道に努力を持続し、這い上がってくるところも、このクラスの選手の特徴である。


当然、人間的な強さがある。ムラのある選手は生き残ってない


福島のトッププレーヤー佐藤慎太郎選手のノートに書かれていた言葉!「勝って驕らず!負けて腐らず!」


静岡の渡邊晴智選手が刻んでいる言葉「迷う心に明日はナシ!」


かつての超スーパースターの吉岡稔真選手座右の銘「不動心」


こうしてみると、超一流選手がいかに自分と向き合っているかがわかる。


技術論じゃない。


そして、他人の悪口を言うような選手は見事にいない。


 逆に下位の選手に愚痴っぽい選手が多いのも面白い。


間違いなくトップ選手は『負けず嫌い』である。


愚痴を言うなんて「あいつに負けてる(もしくは頼っている)」を認めるようなもんだから、絶対に言わないってことだろう。


 私が競輪にハマっているのはこうした人間模様のナマナマしさがビシビシ感じるからである。


 


ちなみに、このクラスのレースで「当てよう」と思っちゃいけません(笑)


「不利でもなんとかする人達」の集まりですから、予想しようがありません(笑)


 


 こういうの面白いですか?ウケたらまた書きます。