5月19日
今日は、キャリア支援委員(就職支援)として4年生の面談を行った。そもそも私が就職相談を受け持つのも、変な話であるが、任命されたからにはお見合い以外はやるのが組長流。
私は20代の頃、「お前は何がしたいんだ」とか「自分の将来を考えろ」などと言われ続け、「きっついな~」と思いながら過ごしていたため、何とか学生さんに前向きになって欲しいという思いがある。
そこには現在、組員のT田(写真)にイキイキとフリーターをさせてしまっている手前、「マジメに就職しろ!」とは言えないという事情もある(汗)
主な希望としてはこの先、柔道整復師の資格を取りたい!とか「大学院」とか「迷い中」なんてのが多かった。
そして、「美容鍼灸をやりたい!」とかいうこだわりの意見を述べる学生さんもいた。
その「こだわり派」に対して私は少々意見をぶつけてみた。
「そのこだわりをやらせてくれるところ」という視点で職を探すのは本当に的確なんだろうか?と・・・
彼は「美容鍼灸をやれるところに絞って行きたい」のだという。
しかし、聞けばその数は少ないらしい。
この業界は最近、発達しつつあるところらしい。てことは、選択肢も限られてくる。てことは単純に言えば難しくなってくる。
こういう場合、「甘い!現実をみなさい」などと言うのが大人の解答なのかもしれないが、せっかくやりて~って言っているものを水ぶっかけてもあんまり面白くない。
私はこう考えた。
まだ数少ないその業種をもう取り入れているところは、それなりに「オリジナルの孤独」を覚悟してやっているはずではないか?
そこに「俺のやり方やらせろ」って言ったってやれないんじゃないの?
だったら、逆に美容鍼灸なんてやってない治療院に就職して、まずは一人の鍼灸師として、
もしくは人間として信頼されたらある日、
「おい、なんかオモシれ~ことね~か?」なんて院長に言われて
「これからは美容鍼灸でっせ」なんてけしかけて、院長が
「ナニ~美容鍼灸だ~俺はそんなの知らんぞ」となり、
「ほんじゃあ僕やりますよ」となり
「お~お前がやってくれるなら助かるよ」となって結果、
自分のやりたい美容鍼灸ができるんじゃないのと!
てな話をしたら、「なるほど~」って学生に感心されました。
(一人コントがウケただけの可能性もありますが)
実は実証済みです。
私が
将来は個人ジムを作りたい!と思っていた私にとって、関西医療大学は大ラッキーでした。
D輔先生には「うちは野球やトレーニングの環境なくてすいません」みたいなこと言われたけどトンデモナイ!
無かったからこそ、私の希望の施設に作り変えてもらっちゃいまして、駐車場完備で、場所の説明だのはネットで分かり、ナビにも載るスーパーな個人ジムを自己資金0円で建ててもらったようなもんです。
しかも皆さんに喜んでもらってるし
私・・・目標をもう達成してしまいました(笑)
てことで、オリジナルやりて~なら「やってるとこ行かない」ってのも戦略じゃないの?と思いました。
そしてリアルなアドバイス・・
給料だけで決めんなよと
そんなもん、数万円給料がいいからって安易に決めて
「こんなはずじゃなかった」とストレス溜まって
パチンコ・競輪行ったらチャラ以上のマイナスは必至だぞ!と
これも、「私が」実証済みです!