5月15日
N井くん(右)と二人でM島くん(左)を説教!
今日はヘルスプロモーション整復学科の国家試験対策模擬試験が行われた!
日ごろ、「組長のところのM島くんは勉強してんのかね?」という疑念を晴らす絶好のチャンスである!
ここで一発「バシッ!」っと決めてくれりゃ「ホ~!組長のところの学生は遊んでいるように見えてやる時にはやるのね!」となるわけである!
とはいえ、以前、柔道整復学科の先生に「M島は出来る奴で大丈夫ですから!」と私が豪語したら、「何言ってんすか?あの子ギリギリですよ」とバッサリ言われ赤っ恥をかいたことがある!
それがあるだけに、N井くんにも「面倒見てやれ!なんとか点数とらせろ!」と、緊急指令を出し深夜まで対応してもらった!
試験前日「どうだ?」と尋ねるとM島くんは「今回は僕のやり方でやってみます、それで先生にもいいと言われているんで」と言い切った。
これまでの彼との付き合いの中でこういう感じで言い切った時にはロクなことがない・・・
う~ん、嫌な予感・・・
N井くんに聞くと・・・「今まで積み重ねてきたことがあるみたいで大丈夫らしいです・・・」とビミョ~な答え。
試験当日・・・私は試験官である。時間は3時間ある。
開始70分・・・M島くんが退席する・・・
特別早いわけではないが、まだ3分の2ほどのメンバーは残っている。「優秀な顔ぶれは残ってるぞ・・・・」
もちろんこういう試験は粘れば神様が降りてくるわけではないが、「ちょっとアッサリしすぎじゃね~か?やけに開き直った表情も気になるな・・・」
試験後・・・M島くんが現れる
私:「どうだった?やっぱダメか・・?」すると・・・
M島:「いや、思ったよりイケました・・・」
『お~こりゃ80点くらいか~!』とワクワクしていた私は、次の瞬間
彼の口から出た言葉に腰を抜かした!
M島:「30点くらいと思ってたら45点ありました!」
私:「へっ?何それ?どういうこと???」
M島:「僕のやり方でやって30点くらいだろうと思ってたら45点だったんで良かったな~と、後はここから出た課題をクリアしていけば国家試験は大丈夫だろうと先生から言われてるんで・・・」
私:「へっ?じゃあ君の豪語した『俺のやり方』って意識レベルは30点だったってこと?それをあんな立派な顔して言ってたの?」
私はトンカチで頭を殴られたような気持ちになりました。
「いや~アブネ~」というのが正直な感想です。
だって、こんな感覚、少なくとも野球界だったらもう相手にされないです!
「オレ流」の落合監督だって結果だしてこそ
『俺のやり方』と言った時の覚悟は持っておかないと!軽くみられちゃうよ!
なるほど~試験ってやっぱり意味あるな~!私も勉強になりした。
私は今回のテストで彼が45点なことは、彼が言うとおり課題が見つかり、良かったのだろうと思います。『国家試験に関しては!』
それより問題視してるのは『俺のやり方』と言った時の重さをどの程度に感じているかという彼の人生観です。ファッションで軽く言っては肝心な信用を失うような。
このような話をクドクド説教しました。
私:「お前な~俺のやり方とか言ってカッコつけてるけど甘いところあったんじゃね~のか!」
M島:「実は最近とあるネットとマンガにはまってしまいまして・・・」
私:「ホレみろ!やっぱそうじゃね~か!」
M島:「すいません・・・」
私:「何見てんだ?」
M島:「・・・・」
私:「なんだよ変なもんでも見てんのか?」
M島:「keirin JP です・・・・あと先生に借りたギャンブルレーサー」
私:「あっ・・・・・・」