左の男性・・・ヒラセくんと言います。
かつて私の右腕として活躍してくれていた組員でございます。
昨年の3月に卒業したのでありますが、実は柔道整復師の国家試験にスベッテおりました・・・
幸いにも就職できたものの、私としては彼に対する罪悪感のあまり車券の勘もすっかり狂い苦しい一年でありました。
そのヒラセくん、1年経って見事にリベンジを果たして
合格いたしました。
『昨年よりも問題が難しくなってました』とは彼の弁でありますが、
「お~確かにアナタはそれを言う資格がありますな」などと笑えるのも合格してこそであります。
こういう試験は、1年間のブランクが空いてしまうとナカナカ合格するのは難しくなりまして事実、合格率は半分以下になってしまいます。
働きながら、よく頑張ったと思います。
彼に言わせると
「この1年だけでも資格があったらあの仕事ができたと思うチャンスが沢山ありました」という。
現役学生でこれを読んでいる皆さん、資格はしっかり取りましょう!
特に、「俺は、そんなに人望がないぞ」と思われる人はなおさらです!
ヒラセさんがやっていけたのは特別です。
まぁ、こうして合格してしまえばあの落ちた経験も「他人の辛さを理解できる感性」が付くというものであります。
なにより、人を励ます時に
「俺も落ちたから辛さは分かるけども腐らずに頑張ろうじゃねえか」と言えるネタになります。
彼は、高校野球や少年野球の指導に引っ張りダコでありまして、彼を慕って柔整師になりたいという後輩も続出しているようであります。
少しは寂しくなって連絡でもしてくるかと思ったら、大変に楽しくやっているそうで忙しそうであります。
彼は、母校である『西宮東高校を甲子園に出す!』という壮大なロマンを持っています。 ナカナカ勝てないチームでありますが気持ちの良いチームであるそうです。
柔道整復師に定年はありませんから、じっくりやってもらいたいと思います(笑)