5月1日
この日、ヘルスプロモーション整復学科の学生との懇親会が行われた。
皆20歳を超え、メデタク酒の席を持つ事ができた。
さて、私はこのクラスの学生にとってはどのような存在か・・・
けっこう嫌われちゃってる・・・かも?(汗)
このクラス、1年生の時に担当していた。
その時の思い出・・・
しょっちゅう説教していたような気がする・・・
ということで、私はこのクラスに対して反省してコミュニケーションを取っている。
私は周囲の空気に合わせて動く学生にはどうすりゃいいんだか分からない。
とにかく私が確認したいのは、「君の行動は自分の意思なのか?」ってことなのだ!
学生を見ていて思うのはあまりにも「自分の意思を出さないでおけば無難だべ」というのが強すぎるように見える。
というわけで、不安ではあったが、「ええいダメで元々よ!イッチョ動いてみるか!」
と学生に注いで回ってみた。しかも「説教」付きで!
私が苦手とするのは普段とくに感情を表に出すわけでなくクールに見えるタイプである。
だからヤケクソで、
「おい貴様!お前はいつもシレ~ッとしているが、それは『お前の話なんて聞きたくね~んだよ』と思っているということでこっちは判断して、いいんだろうな!」と食ってかかる。
「ど~せ嫌がって逃げるだろうな~」と思っていたが・・・
反応は意外なもので、前のめりになって私の話を聞いている。
あんまり真剣に聞いてくれるもんだから、こっちの予定も狂ってしまい・・・
「あれっ?こんなに説教されて嫌じゃないの?」と尋ねてしまった。
学生は言う・・・
「組長の言うとおりです、僕は自分の気持ちを言葉にするのが苦手なんで言ってもらえた方がありがたいです。もっと言って下さい」
あり・・・?そうなの?
だから言いました。
「自分の意思を発信することは確かに怖い。そりゃわかる!だけど、自分の意思は出さないでおいて他人の意見を聞いているだけじゃあまりにもラクしすぎじゃないの?」
「自分の意見を出さないでおいて、誰かが失敗してから『僕は言ってません』ってそりゃグー出して負けたら『チョキ出せばよかったのに~』と言ってる後だしジャンケンと一緒だぜ!」
「学生時代くらい『俺はグー出すぜ!お前は何出す!』と先に自分の手の内を見せるくらいで行こうぜ!
それで『パー』出してくる奴なんざ、どっちにしろ大した付き合いにはならんから心配すんな!」
とわけわからん例えで語ってしまいました。
私は本来こういう語れる飲み会は大好きなのだ!
しかし、たいていの飲み会だとイイ感じで語っていると「お~い、そこ語ってんじゃね~よ」などと茶化されて終了する。
だから合コンは嫌いなのだ!(話がそれた )
イイ感じのところで会も終了!
「う~ん、語り足りん!もう一軒じゃ!」 と言おうとしていたら・・・
「お~い組長、いくぞ~」と夜の帝王から御指名が・・・
ということで、散々それまで熱く語っていたものの、さっさと学生の前から消えたのでした。