6月27日
大阪府立体育館に行って来た。 『全日本空手道選手権大会 第26回 オープントーナメントウエイト制』を観戦するためだ。
以前、本学の学生に救護体験の場を提供してくれたN谷さんに招待してもらった。
「極真空手の普及のために学生さんに知っていただければ」と通常は3000円ほどするチケットを私も含めて8人分用意してもらった。
しかも、招待客扱いで花飾りまでつけていただいた。
おかげで『関係者ゾーン』で観戦することができた。
関係者ゾーンだから、席は最前列で観戦することができたが、我々にとって有難かったのはそれだけではない。
関係者ゾーンならでは・・・それは救護所に入っていけるということである。
連れて行った学生は柔道整復学科6名にトレーナー学科1名であった。(男性2名、女性5名)ということは、骨折、打撲、捻挫などの処置を専門とする職業である!
彼らはいつも大学でそういった勉強をしている。
その手の勉強を効果的にするには、目の前の図や説明に対して、いかに臨場感を持たせることができるかだと思う。
以前、「実学」なんて言ってみたりしたが、無味乾燥とも思える教科書的説明に臨場感を持たせるのはやはり生で見る経験である。
教科書や写真で怪我の説明は暗記できても、痛みを堪えて歯を食いしばっている選手のナマナマしさはナカナカ伝わらない。
勿論、大学の授業でいくら臨場感を出すためとはいえ、怪我人をわざと作るわけにはいかない。
というワケで、怪我人の処置を学ぶためには怪我人がよく出る現場を見る事が大切なんだが、まさか普通のスポーツの現場に行って怪我人を期待するのはあまりにも不謹慎である・・・
でも見たい・・・
見せたい・・・
その点、極真・・・
なんたって平たく言えば素手の殴り合い蹴り合いである・・・
怪我人続出である。
失神したりしてるし・・・
以前、救護体験したのは少年の部であった。
今度は皆さん黒帯で言われんでも強そうな人ばかり・・・
グローブをつけての少年の部とは違い、素手での打撃は音が違う、回し蹴りの打撃音なんて「人の体ってそんな音すんの!?」というような迫力である!
破壊力が違う・・・
血が出ても、「こういうもんですから」と騒ぎもしない。
将来はこんな選手のサポートしようと思えばこっちも根性が必要そうだ!
まぁ、今回行った女子学生さんはナカナカ逞しいメンバーであったので有望である!
怪我人続出の救護所を見て目を輝かせておりました!
なんなら選手も目指せそうである! (笑)
私のミートくんはアナウンサーかな・・・(笑)
写真は前年度チャンピオンの寺浦選手(97番)の膝蹴り!
素人でも強さがわかる正統派でカッコよかった!
この前の少年大会では審判をやってた人だし・・・
段々、選手も分かってきたら面白くなってきた。
極真の役員の人にも我々の事がチラホラ認知されてきたので楽しくなってきました!
毎度の事ながらN谷さん・・ありがとうございました。押忍!