kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

後輩と飲みました

イメージ 1

8月12日


夕方・・・高校の後輩から電話が・・・


 「今、甲子園来てるんですけど~今晩どうですか~?」という呼び出しに応じて、待ち合わせる。


 『ど~も~お久しぶりです~!』と陽気に現れたのは、私の2学年後輩にあたる稲嶺さん(右奥)であった。


 「明日で仕事が一段落なんですよ~」と彼・・・ 「あ~そっか!仕事か!」


私はようやく理解できた。(遅すぎ 汗)


彼は現在、横浜べ〇スターズスカウトをしている。


仕事というのは現在行われている夏の甲子園出場全チームの初戦を全部見るということであった。


これはキツイ仕事だ。


しかし、やりがいがあると彼は笑う。


 プロのスカウトと言えば、学生さんから見れば、新聞記事に載っているコメントを読む事はあっても姿を見た事はないミステリーな存在である。 特に高校生なんてスカウトのコメントに一喜一憂しているものなのである。


実は、昨年、本学に訪れた安斉投手をスカウトしたのは稲嶺さんである。


自分がスカウトしてきた選手は息子のように可愛いのだと稲嶺さんは言う。


だから、コマ目に選手とも連絡をとりながら悩みを聞いたり励ましたりしているということだ。


 稲嶺さんにスカウトの視点を伺うと、野球の技術的な視点も勿論あるが、プレー以外の態度もかなり重要視しているという。帽子の被り方、ユニフォームの着こなし、プレーの合間の態度、指導者の話を聞く態度・姿勢など、一見、野球のプレーとは関係ないように思われるが、仕事として野球をする場合にはそのあたりが重要になってくるそうだ


特にプロのスカウトは直接選手と接触することが禁じられているだけに、遠目からそのあたりをチェックしているそうだ。 この辺りは今度、高校生にも伝えなければならないと感じた。


 稲嶺さんは、左投手として東海大相模東海大学で活躍した。


大学時代、彼は2度の肘の手術を経験する。


私は当時、見舞いに行った時、「何かやってて励みになるようなリハビリは無いものか?」と本屋で考えながらネタを探していた。


すると、『手話』の本を発見!私は「これだ!」と閃いた!


当時、大ヒットしたドラマで手話が話題になっていた!(その女優さんがエライ事になってしまったのでここで挙げられない 泣)


 「今の時代!これを習得したらモテるぜ~」と私は彼に手話の本を手渡した。


 「ありがとうございます!やりたかったんです~!」と彼・・・


「ウソこけ~調子のいいやっちゃな~」なんて会話したことを覚えている。


 手話がリハビリにどの程度役に立つのか分からなかったが、まぁ退屈な入院生活のハリになればいいやという程度の意気込みであった。


 後に彼がプロ入りし、オープン戦で活躍すると・・新聞で彼が手話で「ありがとう」をする写真がデカデカと載っていた!


記事には


「大学で手術した時に見舞いに来た先輩に渡された手話の本でリハビリしてここまで復活した」とのこと・・・


「おお~っ!ホントにやってたのか!」 私の愉快な思い出だ(笑)


 その時、


「あれやったのアイザワさんでしょ~あんなことやってくれるのアイザワさんしかいませんもん」とその記事を読んだ社会人選手から電話が来たのも嬉しいやりとりだった。


 あっという間の4時間であった。


ロビンN井(左)、ミートM島(右)も色々な話をしてもらった。


トレーナーさんへの話も聞かせてもらった。


「選手をよく見て、厳しく育てる視点も持って欲しい」という言葉は新鮮だった。


 野球人なら刺激が強すぎて鼻血の出るような話だったかもしれない。(笑)


「選抜の時も来ますんで~」と彼・・・


 恒例行事が一つ増えました(笑)