前のブログで極真空手大会のサポートをした記事を書いた!
我々がサポートした大会は少年少女がメインの大会であった。
実はその後、同じ会場で交流稽古が行われ、我々も学生と共に見学させてもらうことができた!
少年大会の方で審判などの運営に関わっていた方たちは実はこの前の全日本選手権に出ているような黒帯の有段者であった。
その方たちがネクタイを外して道着に着替えると雰囲気は一変した。
稽古の内容は、様々なレベル(黒帯以外も混ざって)の人がどんどん入れ替わって組手をするものであった。 その中にはナント世界チャンピオンの選手(写真左)までおられて私としては大興奮であった。
組手とは言ってもレベルもバラバラなので世界チャンピオンが本気で倒しに行くことはないのだが、それでもというよりだからこそ、見るべき点が沢山あった。
とりあえず、想像として私も写真右の選手になったつもりで、「どこを攻めりゃいいんだ?」などと考えてみたのだが、どうにも届きそうにない・・・(汗)
下手に飛び込んだら返り討ちに合うイメージは鮮明にイメージできた(苦笑)
特別にピョンピョンと動き回るわけではないのだが、どうにも打てる気がしない・・・横綱の雰囲気である。
なんか、写真見てても強そうな感じ伝わりますよね・・・
これ、単に写真を見てマネしてもやっぱり違いますよね・・・
何がこの雰囲気を作っているんだろうか・・・ こういうテーマで話をしだすと本当に楽しいものなのである。
学生さんはまだ、「なんだよKOするような練習じゃね~のか~」なんて思って飽きてしまっていたかもしれません。
でも、こういう超一流クラスの人って下の人に対して、キッチリした型を示す事が、これまで受けてきた事に対する恩返しだと思っているから『倒さない=手抜き』なんてもんじゃなくて、むしろシッカリしたものを出そうするものだと思います。
相手が下だからいい加減にやるなんてのは、まだその人は一流ではないです(野球界に多いけど)
だから、是非、本学の学生さんにはその辺りの『本物』を見てほしい、感じて欲しい!
と思ってムリ言って見学させてもらいました。
さて・・・
実はこういうものを見た時に、ビビッときて目が輝く学生と「基本練習なんて退屈で眠たいな~」となってしまう学生とに分かれます・・・
アスリートと渡り合えるような人間になりたいというならば、この感性は持ってほしい!
そういう学生さんならばこれから会わせたい人が私にはいる!
ここで、寝てしまうようなら、ちょいと苦しい・・・
それと・・・、非難を承知であえて言えば・・・
結構、成績と連動しちゃうものなんですよね・・・(もちろん絶対じゃないけど・・・)
やっぱ地道な基本に価値を持つ事ができるってことなんでしょうか・・・
18人の学生さんの様子は果たして・・・
ODAさん・・・前のめりで目を輝かせて写真撮ってました・・・
感じる奴は学生だろうが感じるもんだ!年齢じゃない!
見せてヨカッタ~ と、振りかえると・・・
赤点小僧のミートはコックリしてました・・・
私の説は証明されました・・・・って・・・
コラ~ッ!ミート!
この凄さが分からんで、ホントにプロの手伝いするつもりあるんか~い!
う~ん・・・N谷さん、今度ミートに喝入れてください!