この写真を撮影しながら
「お~!」と興奮していたワタシです。
左 柔道全日本監督の井上さん
右 東海大学柔道部監督の上水さん
スポーツ関連を目指す学生ならば例え競技は違えど知っておいて欲しいお二人です。
井上さんはシドニー五輪の金メダリストで桁外れに強かった上に人格者で超有名!
TVにもよく出てくるので知っている方は多いと思う。
右の上水監督は柔道選手として、
実は他大学の選手でも上水さん信者の選手は多い。
このブログでも何回か紹介させていただいておりますが、
ワタシにとっては人生の目標の方であります。
ちなみに、上水監督はワタシの高校時代の2つ上の学年の先輩でして、
当時、ワタシの所属していた野球部と柔道部は同じ食堂で食事をしていまして、
野球部先輩の指令により柔道部のところに乗り込んで芸をやってこいだの、
柔道部員のアタマをひっぱたいて来いだのという
ムチャブリを実行していたワタシを心配して、
いつも気にかけて励ましてもらっていたところから仲良くしていただきました。
本当に勇気づけていただきました。
あの時に上水さんが励ましてくれなかったら、
失踪していたかもしれません。
それくらいの命の恩人でもあります。
そもそも大学院に行ったのも、
上水さんに「大学院は大人になるぞ」と言われて、
もう上水さんに言われたら
「そらもう行きます」
と迷いはありませんでした。
そして井上さんの方は、
ワタシの2つ学年下の後輩(というのも恐ろしいですが)でありまして、
そらもう高校に入学してきたときからインパクトがありました。
強い上に礼儀正しく、
ワタシの同級生も困っておりました。
このお二方の真ん中の世代にいたことは、非常に強運だったとあらためて思います。
さて、観に行ったのは全日本学生柔道体重別団体優勝大会でありました。
大学柔道界のビッグタイトルの一つであります。
昨年優勝の東海大学でしたが・・・・
やはり、東海大学は相当にマークされているようでして・・・
今回は苦戦を強いられていたようです。
微妙な判定のアヤみたいなものもけっこうあったようですが、
素人のワタシにはあまり分かりません(汗)
残念ながら準決勝で筑波大学に負けてしまいました。
(もちろん、筑波大も相当に強いです)
まぁ、このステージの選手は野球でいえばもう
「甲子園に出た」が最低ラインで、その上で活躍していたメンバーたちですけども。
負けてしまった選手たちをねぎらう上水監督
さて・・・・
この大会を観戦に来たのには・・・
もう一つ理由があって
卒業生のヒラシタさん(大将さん)が
救護トレーナーとして活躍されているのを観戦するためでもありました。
ヒラシタさんは柔道整復師としてこうした大きな大会の救護トレーナーとして活躍しております。
こうした姿は将来、
柔道整復師として現場のトレーナーをやってみたい学生にとって励みになるはず!
と、学内で掲示してみたら
3人来ました。(うち一人は受験予定の高校生 まぁ、入学前教育ということで)
こういうトップレベルの大会の雰囲気というのは独特なものがありますから、
それを肌身で感じることは大きな経験になると思います。
ヒラシタさんが配慮してくれて、関係者席に入れるようにしてくれました。
ありがとうございます。
そしてナント!
ヒラシタさんが、段取りしてくれて
上水監督と引き合わせてくれました。
久しぶりの再会でしたが、
「アイザワ先生にはお世話になってるんだよ~」
なんて学生に言っていただき、顔を立てていただきました。
本当にありがたかったです。
さて大会・・・
いま、スター候補生として名を上げている阿部選手(写真 青)が所属している
日体大が優勝しました!
それにしても・・・・
このクラスの大会になると、
その辺にゴロゴロとメダリストが歩いていて、
けっこう興奮します。
試合が始まると必ず起立して観戦している井上監督
やはり、周囲に見られているし、こうした姿勢が
「ちゃんと、試合を観て選手選考をしているからな」
という信頼関係の構築につながるのだと思いました。
こういうのが大切なんだなとわが身を振り返り、反省しました。
そら尊敬されるし、全日本もまとまります。
やっぱり人だなと・・・・
久しぶりに緊張感のある競技スポーツの空気に触れて気持ちが入りました。
メデタシめでたし・・・・
おっといけね
この日は同志社大学の監督もやっていて、
関西医療大学の講師のオハラ先生(中央)も一緒に観戦してくれて、
学生たちに解説してくれました。
これのおかげで、学生たちも俄然、柔道に興味を持っておりました。
この女子学生なんぞはシンクロスイミングをやっていた畑違いでありますが、
「柔道をやりたくなった」と申しておりました。
「じゃあオハラ先生に頼んでみなさい、あの先生はスゴイ先生だから間違いない」
と伝えておきました。
やはり、柔道会場にいるオハラ先生は、一味ちがうタケやミソでありました。
実はけっこうなアスリートなんだぞ!
お~あぶなく忘れるところだった(笑)