この写真を見て、
「うわ~地獄絵図だ!」と見るか、 「わ~かわいい~楽しそう!」と見るか・・・
泉佐野の防波堤に釣りに行った!
仕掛けは、得意のキス・カレイを狙いとする投げ釣りと、坊主(なにも釣れない)は避けたいと、オキアミのコマセを使用するアジ狙いのサビキ釣りの2パターンを用意した。
この日の潮は小潮(あんまり動きがない?)
『釣りは地元岡山でやっていたことがある』というミートを呼び出し、まずはキャスティング(投げ)をさせてみるも、
『足元にドボン!』
「あ~そういう感じですか~ほとんど初心者じゃないの!」
と瞬時に判断し、防波堤の足元を狙うサビキ釣りに即チェンジ!
初心者への指導の鉄則
「最初に成功体験を積ませる!」
『釣れないのも釣りの醍醐味よ~!』などと言えるのは釣れた経験があってこそである!
何か魚を釣った経験を最初にできれば次回からはこちらもラクになる。
サビキなら何か釣れるハズ!
最終手段はFRT(フグ・ラッシュ・タイム)だ!
釣りに慣れた人ならば、クサフグと言えば邪魔者の代表である!
しかし、この初心者ミートに魚が釣れる経験をさせなければ・・・(食べれる魚とは約束していない 笑)
という事態においては、季節や潮を問わずお相手してくださるクサフグちゃんは大変頼もしい!
とはいえ、そんなに都合よく来るのか・・・
と思ったら 不安はすぐに解消された・・・
コマセを撒いたら即FRTに突入した。
一発目から釣れてくれた。
その後FRTは継続した。
バケツにはドンドンとクサフグが増えていく。 ミートは大喜びであった!
通常、クサフグなどは釣れてもすぐに海に戻すか、心無い人はその辺におっぽり投げて干からびさせてしまう。
私は海にすぐに戻す派であるが、精神的にキツイことには違いはない!
そこで、今回はひたすらバケツに貯めてみようと思った!
むしろこれを狙っているんだ!という気迫で!
そしたら、精神衛生上も良いのではないかと思い・・・
そしたら『ART』(アジ・ラッシュ・タイム)も訪れるのではないかと・・・・
その時は・・・・こなかった
FRTは延々と5時間、ダラダラと同じペースで続いた・・・ (通常の釣りなら気が狂ってる?笑)
夕暮れ時・・・ゴールデンタイムであったがFRT継続・・・
スズキの子どももチラホラ見えたが、「フグ:スズキ=50:1」であった。
防波堤はプラプラと散歩する人や釣り人の往来がある。海水の入ったバケツがあると「何が釣れてますやら?」と覗きこむのがパターンである。
写真のような状態のバケツを覗き込んだ人のリアクションを見るのが面白い。
「うわっ!なんだこれ!クサフグこんなに貯めて!この人おかしいんじゃないか?それとも何かの業者か?」ってな感じで不思議な顔して私たちを覗きこむ。
まぁ、クサフグ釣ってキャッキャ言ってる我々はマトモには見えるわけがない(笑)
最終的には65匹、純度100%でクサフグであった!
でもこうやって、ちゃんとバケツに貯めておくと生命力の強いクサフグはそれなりに観賞魚として面白く、
ミートも満足して「このフグ!ホル師に似てますね~」なんて言ってきたりする!(笑)
今度はもっとデカイバケツを用意して、クサフグ数釣り大会でもやろうかと考えている(笑)
クサフグ釣りを楽しめれば人生は豊かだ!(笑)
誰か行きたい人いませんか?(笑)