kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

打撃核心論①~序論:打撃あるある~

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3月20日星林高校野球部に指導に行く。


この日行われていた練習試合を観戦していてこれまで約25年野球をしてきて、私にとっては大きな悟りというか発見があったのでここに文章にしてみることに挑戦する。


 「打てる人と打てない人の差は何か・・・?」について・・・


さて・・・星林高校の戦績は思わしくない。要するに連敗中!


私としては、トレーニングの成果が出て、ガンガン打ちまくった!なんて言ったら楽しいところであるが・・・そうそう思い通りにいかないところが面白さでもある。


 星林の試合を見ていて、「なぜもっと積極的に打たないのだろうか?」という疑問が湧く。


これはどのチームの指導者さんも同様の事を思うケースがあると思う。


 「簡単な球を見逃して、難しい球を迷ってスイングしてドン詰まり・・・」


「野球の打撃あるある」の定番である!


 こんな時、傍から見ていると「あいつは思い切りが無い」とか、「メンタル面が弱い」などの感想を持たれてしまうのがパターンである。


そして気の弱い奴というレッテルを貼られた選手は指導者から『失敗を恐れずに思い切り振らんかい!』などとの叱咤激励を受ける。


しかしながらその程度で、初球からフルスイングできる打者などほぼいない。「この根性無しメ~」と頭にきた指導者からは、カンフル剤として「ストライクを見逃した奴は即交代じゃ!」などという強引なルールが作られる・・・・


すると・・・追い込まれて泣きそうな顔した打者は「ウオリャ~」とバットを振った!


 しかしそれはワンバウンドや頭の高さのクソボールだったりする(汚い表現でスイマセンが現場の常用語ということで 汗)


 そして今度は、


「貴様、どこ振ってるんだ!それのどこがストライクじゃ!よく見て打たんかい!」などと言う事になり、今度は良く見ようとしたら、ストライクを見逃す・・もしくはドン詰まりの当たり・・・


 (全て、私の経験です・・野球あるあるグランプリの優勝候補です 笑)


 私はず~っと、これは精神的な問題だと思ってました。


だってスイングは悪くない打者なんですから。バッティング練習ではいい当たりしてますし・・・


あとは気持ちの問題だろ・・・って この「あとは気持ちの問題」って、それっぽく聞こえますけど、言われてる方は「じゃあどうすりゃいいの?」ってもんじゃないですか? ・・・で、


メンタルトレーニングするでしょ・・・


そうすっと、「メンタルの前に技術だろ!」なんてバカにされたりして・・・


 話を戻します・・・


星林の選手をみていて、


ふと「これって精神面の問題じゃなくて技術の問題なんじゃないかと思った」というより思おうとした


それは具体的課題にしないと練習方法を編み出せないからだ。


そして「ひらめけ~ひらめけ~」


と 逆立ちこそしないが、昔流行した「あばれはっちゃく」ばりに念じた結果!


 「ひらめいた~」となった!


積極的に振らない打者は、


振らないのではなく振れなくなっていたのだ!


大したことないかもしれないけどお許しを・・・


つづきます・・・