ミートが
『組長!ちょっと病院行った方がいいんじゃないですか?』と言ってきた!
「何だコイツ失礼な!頭がおかしいってことか?」と思いきや、
「耳鼻科に行って来た方がいいですよ」という。
どうやら聞こえが悪いことに気付きなさいという忠告であったようだ(汗)
というわけで、耳鼻科に行ってきた。
私は耳鼻科は苦手である。
小学生の時に通院したが、鼻からポンプみたいので空気を通す治療が涙が出るほど痛くてもう2度と行きたくないと思っていた。
さて、診療を受ける・・・
何せ耳の中だけは自分で見ようがない。
先生:「あ~・・・鼓膜に・・・いて・・・すね・・・」
私:「え~ッ?何て言いました?」
困ったことに、この先生の声が小さいうえに話し方の歯切れが悪い・・・
「ったく、よく聞こえないな、この先生、自分の仕事わかってんのか?(泣)」 などと思っていると、耳の中の映像を見ながら実況中継してくれた。
私はずっと耳の中を自分で見てみたいな~と思っていた。
その念願がかなった瞬間でもあった。
耳の中は入り口から数センチは産毛のようなものが生えていてそれを超えるとツルツルであった。
そして、写真のような映像にあたった。(ブログネタにと写メ撮らせてもらいました)
「ホ~、こうやって奥まで穴が空いて通じてるのか~」などと感心してたら、
「このように鼓膜に穴あいてます」という説明であった。
どうやら真ん中の穴は開いていてはいけない穴であるとのことであった。
私はビックリした。
中耳炎の影響で耳ダレがどうのこうのして穴が開いたらしい(汗)
その後、聴覚検査をしたところ、鼓膜に穴が開いている影響で聞こえが悪くなっているが、音を感じる神経は正常であるということであった。
炎症が治まれば、鼓膜が再生するらしい。
というワケで点耳薬をもらう。
さて、現在私は右耳の鼓膜に穴が開いてしまい右側の聞こえが悪い。
といって生活には支障はないのでご安心を。
さて、耳が悪いからといって特に変わりなく平然と日常を過ごしているというごく当たり前の自分を振り返り
「あれ?これって結構、誤解されるケースもあるのでは」と恐ろしくなった
というのは、
右側から呼ばれても気付かずに、左側から呼ばれたのには気付くという事態が起きるからだ。
これって、もし相手が私の耳の事を知らないで、たまたま右側から声をかけたとして、それを私に無視され、その後、別の人が左から声かけたのには快く返事しているのを見たらどう思うのだろうか?
これって十分にあり得る状況じゃないですか?
運悪く、いろいろな状況が重なり、単に耳が悪かっただけなのに、
「あの人はあの時のことを恨んで私を無視したんだ!」なんて思われちゃったら・・・
こういう誤解が原因のトラブルって実はけっこうあるんじゃないですか?
そう考えると視力なんかもそうですよね。
今ってコンタクトが発達してるもんだから、メガネをかけない人が多いじゃないですか!
こうなると、誰が眼が悪いんだかさっぱり分かりません。
・・・で、タマにコンタクトを付けてない、なんてこともあるらしいじゃないですか!
視力0.1以下の人と2.0の人ってもはや住んでる世界が違いますよね?
コンタクトしなかったら、挨拶したかった人に、正面で会ってても顔が把握できないなんてあるんじゃないですか?
そしたら結果、無視してしまうこともありますよね?
私の見えてる(聞こえてる)世界は皆と同じではない。
というごくごく当たり前のことを自覚しておくことは重要なのではないでしょうか?
それにしても、 鼓膜の穴もおいしいネタに・・・って、
この感覚のほうが病気ですかね(笑)