5月9日
研究室で組員が大爆笑している。
その輪の真ん中にいる、似合わないサッカージャージを着ているこの人・・・
『まっちゃん』だ! (本名 松本展和)
実は、このブログに度々登場する竹田先輩や藤田先輩と同級生で2年前に卒業した先輩である。
写真でも分かるとおり、彼は学生時代から、周囲の人間を緊張させないし気を使わせない人柄で、後輩も話かけやすいタイプである。
変なオーラを出さない。
卒業後の就職はそうスンナリでは無かったようだが、可愛がってもらえる治療院に就職し、ムードメーカーとして活躍していた。
その傍らで毎週、関西医療大学にいる教授の下にトリガーポイント治療法(正式名称間違ってたらごめんなさい)という技術を学びに来ていた。
そして、勉強に来るたびに私の研究室にも顔を出してくれていた。
そもそも、彼と私が話をするようになったのは私がトレーニング場でかけていた私の自作のCDの曲目の中に『パチスロ押忍!番長!』を入れていたところ
彼が「これはパチスロの曲ではないですか!」と察してくれたので、話が弾んでしまい。「ほんじゃまたジックリと(笑)」となった。
以来、会えば『その手の話』ばかりであった(笑)
彼は楽しく話をするのが好きである。
そして、自分のやっている事を笑いのネタにする事ができる。
前に書いたが、「こんなはずではなかった!」という事を、
「こんな意外な展開になって笑いましたよ」というような形で笑いにすることができる。
普通なら不平不満になるであろう話を楽しいネタにすることができ、
聞いている方が「結構、楽しんでんじゃないですか(笑)」という話にできる。
だから聞きやすい。 暗くない。 そして他人を非難しない。
環境の感謝は言えど、文句は言わない。
自分の立場から言ったら恵まれているというスタンスを平気でとれる。
平気で平凡でいられる強さがある!
以下は、名著かどうかは知らないが、マイバイブルにしている本からの抜粋である。
自分の人生を心底から平凡だと言いきるのは、かなり勇気のいることだ。
いろんなものを振り捨て、自分さえも突き放し、その上である種の確信を秘めなければ言えない。
過剰な自意識を持つ人間は、外に向かって自分の平凡さを訴えることが多い。少しも平凡じゃないと知ってほしいからまずは平凡という枕詞を使う。
それを字面通りに受け止めて「平凡が何よりです」とでも言おうものなら、この手の人間はたちまち鼻白むのだ。じつは平凡でないことを少しづつ語り始める。
平凡に徹するのは難しい。自分を平凡な男と言い切るのは真に非凡な男でなければできない。それ以外はすべて平凡を装う自己執着の固まりでしかない。
本心を言えば誰も自分を平凡とは認めたくない。他人に分かってたまるかという自負をもっている。
~中略~
だからまず平凡が持つ世界の大きさを知ってほしい。自分が平凡であることを素直に認める。自分の中に平凡でない自分がいたとしても、そのことを含めてキミは平凡な人間なのだ。平凡な世界に宿るものが無数にあることに気づく。すべてそこからだ。
地に足をつける。正面から自分を見つめる。捨てきれない執着もあるだろうが、それをペロリと飲み込むのが平凡の大きさだ。いまのキミは、誰が見ても平凡な若者にすぎない。それでいいじゃないか。 (まず、『あるがままの自分』から始めよう 著者 弘兼憲史)
実は、彼はこの4月から転勤している。http://inac-kobe.com/
似合わないジャージはそこの作業着である。
仕事相手はTVでも見る人たちです・・・
なんだかワケのわからん展開の人生ですな・・・
しかも、もう溶け込んでるし・・・(笑)http://pure-city.jp/nahomi/2011/04/
竹田くん 藤田くん 志水くん!
平凡の凄みを知る非凡な男を目指そう!