ど~でもいいネタです
有田川沿いのコンビニに寄ったついでに、20mほどの高台から、ちょいと川面を眺めると、生活用水の流れ込みに黒い魚の影がウヨウヨと・・・
『おっ!』
私、街中のドブ川でも水を見れば上から覗き込む習性がありまして・・・(笑)
魚なんかが見えたりすると、「嬉しいな~」なんて思うタチです。
大概、こんなゆったりとした流れの所にいるのは鯉あたりでしょうか?
70代の私の父親に言わせますと、『鯉』なんて見たら『旨そうだ!』となるそうですが、飽食の時代に育っている私にとっては鯉は『食うもの』ではなく『観るもの』になっております。
以前、山中の旅館で「鯉のアライ」が出て、口がパクパクしているのを見ながら食べるというのをやりましたが、『もう一度自分で注文して食べたい』とは思えませんでした(汗)
そのほかに見える魚としては、海に近ければボラあたりでしょうか・・・
これが、湖や沼なんかだとブラックバスだったり、ヘラブナだったりします。
こうなると気持ちは非常にワクワクしたものになります!
さぁ~一体あれはなんだ?
あの黒さはブラックバスか・・・?
でも形が違うような~
「あれ・・?まさか・・・」 と、私はいてもたっても居られず、川岸にそ~と近づいた・・・
「うわ~、こんな事ってあんの~」
私は驚いた!
そこは水深なんて1mもない。
そこにざっと数えて30~50匹といったところだろうか!
なんと、クロダイであった!
40cmクラスもいた!
流れ込んでくる葉っぱみたいなものを争って食べていた!
クロダイといったら、いかにも名人みたいな顔した人が「素人が手を出すんじゃね~ぞ」みたいな雰囲気で必死こいて釣ってる魚のイメージが・・・
それでようやく数匹釣れる程度かと・・・
それがこんなとこに・・・
クロダイといえば思い出すのは3年前のことだっただろうか・・・
ホンモノに触れる解剖実習に帯同した時のこと。
ただでさえ出血に弱い私が緊張してビクビクしているところに、柔整学科のI先生がささやいた
「今、そこの紀ノ川で、血抜いてましたわ」
「ええっ!マジですか!」
私は腰を抜かした!ホンモノから出た血を川に流してるのかと想像したからだ!
非常にリアクションのいい私に対して、
嬉しそうにI先生は「血抜いてました(チヌイテマシタ)」
というもんだから、私は内心この先生は、この状況(今からホンモノに触れる解剖実習)で
不謹慎なのではないか?と少々憤りすら覚えた。
私の反応が変だと感じたI先生は、
「いや、だからチヌイテマシタ」
「ん・・・?チヌいてました?」
「あ~!チヌ(クロダイ)が居た!」ってことですか~
「あっ!それで紀ノ川に・・・」なるほど~
私は皆と一緒に慣れない白衣を着ている状況でクロダイのことなどすっかり忘れていた。
こんなエピソードを思い出しつつ・・・
「ふふっ!試合前にこんなに大量のクロダイを目撃できるなんて!こりゃ今日の試合はモラッタナ!」
などと機嫌を良くして有田球場へ向かったのでした・・・
結果は前作・・・・
考えたら、大事な試合前に寄り道して、こんなに大量にクロクロクロクロ見たから、
ホントは白だったのに黒になってしまったのではないかと、つまらないジンクスまで思いついてしまいました(汗)
次回は白キスを釣ってから行きたいと思います。
でも、大阪きてから白キス一匹も釣れません・・・
誰か教えて~