kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

シリーズ:私のキャッチャー論 第一章 「顔が大切!」

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七十七銀行秋山捕手(写真)から「キャッチャーについてもっと語れ」との命を受けて、私の経験から無計画に書いて見る。


以前のポジション論と被るかもしれませんがご容赦ください。


会社の面接などで「野球をやってました」などと言った時、もし面接官が野球が好きだったりすると一気に話が膨らむ。


「キャッチャーやってました」などというと、大概の組織では


「ほ~じゃあいいかも」


・・・となるような気がする(調べてないけど 笑)


「投手」だと「ひょっとしたらワガママかもしれん」となる恐れがあり、


「ショート」なんかだと「プライドが高くてあつかいにくいかも」となり、


ファーストなんかだと「どっか抜けてるんじゃないか?」などとなるかもしれない


(あくまで偏見です)


 


 じゃあ「外野手」だと・・・・


「へ~そうだったんだ・・・」  


シーン・・・・ (話題が続かず) となる(笑)


 


そんな捕手について語ってみたいと思う。(どこまで続くかはウケしだいである)


 あくまで居酒屋レベルの話になるのでご注意ください。


 まず大切なのは顔である!


 捕手と言うのは9人の野手の中で唯一、野手全体を見渡している。


逆に言えば野手全員が捕手の顔をみている。


その顔が暗かったりしてはいけない!


アホ面でもいけない。


口が開いていてはいけない(笑)


イジケタ顔が染みついてるのは失格!


 


といって、ジャニーズ的なイケメンは捕手に向かない。


プライドが高い投手よりイケメンだと投手が自信を無くして投球に支障がでる。


太鼓持ちをするのも捕手の仕事だが、イケメンに持ちあげられても投手は喜ばない。


嫌味にしか聞こえない。(笑)


 「どうせマスクするんだから顔は関係ないでしょ」


と侮るなかれマスク越しの眼光もまた捕手の技術の一つである!


 チャラチャラしたイケメンは不要だが、絶対の存在感のある軽んじられない!舐められない顔も重要である!


これは中日、小林投手からの話である。


「同じインコースの厳しいところに投げたとしても、谷シゲさんがマスクの時には打者が感じるプレッシャーが違う」


のだそうだ!


つまり他の捕手だと打者が舐めてきて捕手に「どこ投げさせとんじゃい!」と威嚇してくるそうだ。


しかし、谷シゲ捕手の時だとあの鋭い眼光を見た瞬間に打者が「もう~谷シゲさん怖いな~」とビビっているのだそうだ!相手に認められてしまっている。


つまり、小林投手の左打者の懐をえぐるシュートは谷シゲ捕手の鋭い眼光と共にあるのである!


とにかく、おっかない顔すればいいというわけではないが


「頼り甲斐のある顔」というのは非常に重要な要素である。


目がキョロキョロしてしまうようなのは捕手には似合わない。


 怒られてすぐにオドオドしてしまうようなのも捕手には向かない。


また後述するが、捕手は怒られるのもとても重要な仕事の一つである! 


それを受け止められない顔はダメである。


 私が、約10年前、当時中学1年の秋山捕手の素材に惚れ込んだのはその「顔」である!


どんなに怒られても暗くならずにペコちゃん人形みたいな顔をしてニコニコしていた!  


ピンチで捕手が引きつった顔したり腐ったら終わりである


「味方に安心と勇気を与える笑顔」


これは天性である。


 


 顔ひとつで字数オーバー・・・面白いですかこれ?(汗)