ステージ上で偉そうにプレゼンする私・・・
こういう写真ってよくどっかのCEOが新製品の発表なんかでありそう(笑)
たまにテレビでやってる海外のプレゼン紹介番組になりきってみました(笑)
スティーブ組長で(笑)
プレゼンターの魂が聴衆の胸に響いた時、会場のボルテージが上がり、最後は『ブラボー!』のスタンディングオベーションに包まれる!
・・・というようなシーンをTVではよく見るのでイメージはそれでいく 聴衆は250名を超えている!
迫力あるスタンディングオベーションになるためには十分な人数である・・・
はたして・・・
メイン講師として東海大学スポーツ医科学研究所所長の寺尾先生に高地ウォーキングの効用について語ってもらった。
柔道整復学科からの立場としてO原先生が講演を行い、私は実技担当として「知れば楽しい、歩きたくなる歩き方」というお題で写真のようにステージ上を歩きまわりながらプレゼンを行った!
以前のブログでもふれたが、この企画は3日で定員の申し込みが一杯になるという異例の事態であった。
200名があっさり埋まるって・・・・と思っていたら 会場に入って驚いた。
ほぼ全員が高齢者であった!これはナカナカの雰囲気であった!
聞けば260名ほどいたそうだ・・・
壇上から見た聴衆の皆さまは高齢者と侮るなかれ、皆さんここまで精力的に予約までしてくるだけあって眼がギラギラとしている。
高齢者に講演なんてどうなのかと思ったが、これもまた結構面白いということがわかった!
綾●路き●まろさん的な客イジリも少々入りながら進めたのだが、笑いの反応が良いのだ。
これ多分、若い人だと恥じらいなんかがあって周囲を気にしながら笑ったりするので面白いことを言ってもタイミングが狂うのだが、
高齢者になられますとご自分の判断でお笑いになられるので、かえって笑うタイミングがこっちの意図したタイミングと一致するように感じた。
歩き方の話の中で、
「女性の方なんかでハイヒールを履くときの歩き方はですね・・・・あっ、もうハイヒールとかそういうのいいですかね?」
などと言ったら爆笑であった。
歩きのフォームから、ちょっとした歩きの中での転倒予防につながる工夫などを紹介させてもらった。
聴衆の皆さんにも一緒になって動いてもらい、結構な回数を、立ったり座ったりしてもらったのだが動くほどに皆さんの顔色が良くなりいくらでもついてきそうな様相であった。
ちなみに、一緒に学長も動いていたそうで、
「学長の上着を脱がせたのは組長が初めてだ!」と言わしめた(笑)
最後は膝の動きの方向を確認するネタを立ってもらう状態で行い、
「以上で終わります!皆さん歩きたくなったでしょう!」とやって盛大に拍手をいただいた。
まるでスタンディングオベーションを受けているような画になりました(笑)
「ふふっ、自作スタンディングオベーションだぜ!」などとニヤケておりました(笑)
週が明けて、大学にわざわざ問い合わせてきてくれた79歳のおじいちゃんに質問されました。
「先生、この前の講演ありがとうございました。やっぱりチンタラ歩いていてはいけないんですかのぅ~わしゃぁ、1キロを20分くらいで歩いているんだが~」
というから、
「時速3キロか~ちょっと遅いけど年齢のこともあるから無理させられないな~」と思い、速くなればいいけど、あまり無理をなさらずに、ということを告げると
「そうですかぁ~1周2キロの公園を1周を20分で回って2周しとるんです~」
「へ?そしたら時速6キロで4キロ歩いてるじゃないですか、それはだいぶ速いですよ!さっき1キロ20分と言ったじゃないですか!」
「あ~すんません間違えました、今度指導を受けに行きますんでよろしく」
(もう十分じゃないかと・・・汗)
学生さん、社会には十分にニーズがあるぞ!