先日、鍼灸学科のウメダ先生から
「これはもう~先生にピッタリの取材だからヨロシク!」
「え~そんなん僕出来ませんよ~」
「いやいや、公開講座の歩く姿勢良かったで~とにかくヨロシク!」
というわけで引き受けたのが、 関西地区の雑誌かなんかの企画で女性OLさん向けの
「猫背を直して背中美人!」 みたいな企画の取材であった。
猫背の原因について電話で応えてくれとのことであった・・・
「女性向けって・・・俺が? う~ん 汗」
大体、そもそも私が猫背で、人にとやかく姿勢について言えるわけがないと思っていた。
とはいえ、引き受けた以上は何かしらの対応はしなければ・・・
「う~ん、パソコンのやりすぎですじゃぁ面白くねえもんな~」
ということで悩んでいたら同室のT先生がヒントをくれた。
「猫背は呼吸が浅くなっているんだよ、口だけで浅く呼吸をしている状態ともいえる。
猫背で深呼吸はできないでしょ?」
「お~なるほど!鼻から長く息を吸い込むと胸が広がって体が起き上がってくるぞ!」
この切り口はいいな・・・・
こういう時の「これならイケる!」という直感はなんとなくいいのが私である。
というわけで、更に内容に厚みを持たせるために本屋を探索!
知れば簡単に直る!ことが分かった!
試しに立ち膝になって見てください!(正座からお尻を上げた状態)
どうです?もう猫背が直ってませんか?
むしろ猫背にするほうがつらくなりませんか?
これは何かというと、膝頭の骨にピンポイントで体重を乗せるので体がうまく骨に乗る位置に自動調節しているんです。
もっと言えば、約5キロほどある頭の位置をちゃんと骨の上にのる位置に調節してるんです。
ラクな位置で骨に乗ってるバランスだけで姿勢が作れます。
だからその時の腕って非常にリラックスしてませんか?
つまり良い姿勢は筋肉がリラックスしている状態なんです。
立つ時はどうするか?
脛(すね)の骨は2本ありまして内側に太い骨がありますが、その上に乗ります。
ちょうど土ふまずのあたりでしょうか・・
少々内側に意識を置くと言いますか・・・
手っ取り早く言いますと、つま先立ちになります。
そうすると背筋はやっぱり伸びませんか?
その姿勢の感じを作ってから踵を下ろします。
どうでしょうか?猫背は直りましたか?
そして鼻から長く息を吸い口から吐くようにしましょう。
つま先立ちにすることでやはりピンポイントの上に体を置くように自動調節する機能がちゃんとあるんですね!
「背筋を伸ばせ!」と言って筋肉の力で伸ばしても意識しているうちだけで忘れたら元に戻ってしまいます。
そうではなくで、姿勢が良い方がラクという状況に持っていくことが重要なんです!
ちなみに、私の場合、足の裏全体で立つと重みが外側に広がり猫背になる傾向があります。
バレリーナーの姿勢がいいのはつま先立ちピンポイントの上に体を置くからなのだと思います。
これを意識したら枕が低くても十分になりました。
ちなみに猫背は精神面の影響もあります!
落ち込んだりしていると猫背になりやすいのは皆さまも経験がおありかと思います。
ちなみに写真の二人、特に右の人はレインボーダリア(15番)の強襲にすっかり打ちのめされている困った人です。
ちなみに買い目は12-6-(7点)の3連単マルチ42通りで6百円けちってハズした15番にやられるという
『猫背にもなるわ!泣』という写真です(笑)
http://race.sanspo.com/keiba/racedata/result/2012/1111/854_011_4.html