先日、千里所長から素敵なプレゼントをいただいた!
写真のオリジナルプレートである(笑)
タイヤの色はユニフォームのカラーで車番で並んでいるところがまたニクイ!
こういう細かい作業をしている千里所長の姿を想像しただけでニヤケテしまう(笑)
聞けば、お仕事でこのようなネームプレートだけでなく、制服のワッペンなどデザインを形にするようなお仕事もされているそうである。
とはいえ、こういう嗜好モノを作っている時ってあっという間に時間が過ぎてしまうものですよね。
周囲の社員の人の目は大丈夫であったのだろうかと心配になる(笑)
こういうプレゼントにはなんとも言えない温もりを感じて嬉しいもんですね!
頼んだわけでもないのに、
「あいつをビックリさせたろう」と企んでくれた千里所長の心意気を組員にも身につけさせたいものである。
やっぱり仕事って、こうやって
「どうせやるならより良いものを!」とか、
「相手の想定の上を行くことを目指せ!」なんてのが基本ですよね。
最近の若者は「怒られないために言ったことだけしかやらない」という愚痴はよく聞かれる話です。
・・・・私もそう思っていました。
「少しでも工夫するのが仕事の本道だ!マニュアル通りやるだけの奴は生き残れない」などと・・・
しかし 世の中には
「絶対に余計な事はしてくれるなよ!マニュアル通りにやれよ!勝手に融通を利かせたりすんなよ!」 という仕事はあるものですね・・・
行ってまいりました・・・
センター試験の試験監督業務です(汗)
この仕事はとにかく念には念を押して「絶対にマニュアル通りにやるように!」と厳命されます。
セリフが全て決まっております。
その上、加筆・修正のプリントがドンドン追加されてくるという状態です(笑)
これを、どんなに、相手が「もうその説明は何度も聞いてるよ~」とあからさまにウザそうな顔をされようが、
「おい、さっさと始めさせろよグズだな~」というような憎たらしい顔をされようが、一切融通を利かせることなく淡々と進めなければいけない。
普段、相手の顔色を気にするタイプの私にとっては非常によい修行になる(笑)
しかも担当科目は、その名を聞けば皆が同情してくれるという「リスニング」である。
これがまたナカナカのクセモノで毎年、機械の不具合やちょっとしたトラブルからニュースのネタになる率が高い科目なんです(汗)
試験監督は言うまでもなく、施設の全員が物音を立てないように静寂を作ることに細心の注意を払います。
咳スルベカラズ!靴音タテルベカラズ!
我々大人が物音ひとつさせないようにしている試験室では、受験生のイヤホンからの音漏れだけが聞こえてくるという状態
「こりゃコントだな」という気さえしてくる(笑)
世間では今年も色々あったセンター試験ではありましたが、私が関わった範囲では大きなトラブルもなく無難に終わったようです。
メデタシメデタシ
しかし、毎回この業務を通して思うのは
「全員がイヤイヤやっているというこの状態も一つの結束なんだな~」ということである(笑)
とにかく、この業務に関わっている大学関係者の願いは一つ!
「何事もなく無難に終わりますよ~に」である。
他よりも優れた結果を出そうなどという目標はない!(笑)
「全員が平等にイヤイヤである」ということが重要なのである(笑)
ナルホド! 一部だけがやる気があったり無かったり、文句を言ったり綺麗ごとを言ったりというバラつきがあるから業務に支障が出るのであって、大切なことは統一感なのではないか?
そんな風に考えたら人の感情って面白いな~と思いました。
試験監督が嫌なわけではないんですね。
確かに先日、とある先生が自分の趣味の私用で試験監督をすっぽかした分の代打を私がやった時には複雑な心境になったもんです(笑)
工夫もマニュアルもどっちも大切なことが分かりました。
その上で相手に対して工夫のしようがある職種についている自分はありがたいと思えたという話でした。