2月27日
理事長から「ちょっとうちのサークルでこの前の公開講座でやってたやつやってくれんかな」と頼まれてたやつをやってきた。
「ロータリークラブちゅうて集まるやつがあんのよ」と言われ
「あぁそうなんすか、わかりました」とあまり考えないで返事していた。
私・・・
ロータリークラブなるものを全く理解しておりませんで、その辺の老人会かなんかの集まりだと思っておりました(汗)
助手に大将くんを引き連れて約束の会場にいく・・・
「ん?会場ってこのホテルなの?」と思いつつ、
ホテルの案内板の掲示を見たあたりから、
「ん?これはただの老人会ではないのか?」などと思いつつ会場に乗り込む・・・
しっかりした受付があり、その対応のご丁寧なこと・・・
「あ~そういう感じの会でしたか・・・」という事にようやく気付く(遅すぎ 笑)
少々、構えが足りなかったかと不安になるが、こういう時のよりどころとして大将くんを連れてきている。何度目を合わせたことだろうか・・・(笑)
ようするに、ロータリークラブとは各業種のそれなりのランクの人が、それなりに集まって、それなりの情報交換をする会のようである。
そのそれなりの人が毎週それなりの中身のある話をして、それなりに皆さんが勉強して社会貢献しようという会であるらしいとそれなりに理解した。
・・・で、今回は理事長の当番であって、私に「それなりの話をするように」ということになったのかとそれなりに受け止めた。
「おい組長よ、俺のメンツがかかっているんだから頼むぞ!」という意志もそれなりに受け止めた。
こんな時、普通は「ええ~マジカ~!勘弁してくれ~」と思われますでしょうが、
私、こういう設定は燃えます!(笑)
思えば高校野球部時代に、野球部、ラグビー部、柔道部の先輩の中での意地の張り合いに駆り出されたことがしょっちゅうあったのです。
どういう事かというと、「どこの部が一番面白い奴がいるか?」みたいなやり合いがあって大概そこに私が呼び出されるのです。
「お前負けたらシラね~よ」などとメチャクチャな事を言われ、芸をやらされるわけです。
まぁ、勝負といったって芸をやらされているのは各部の同級生なわけですからそれなりに先輩のメンツを保つ程度のことは朝飯前です、日ごろマジメに柔道だのラグビーしてるやつに負けるわけありません(笑)
こっちは思春期真っただ中の年頃に親の前でも芸やらされたりしてますから(笑)
状況の読めた私は「よ~し、やったるか~」と気合いも充実です。
タイトルは「知れば楽しい歩きたくなる歩き方」ということで、まずは歩けるとはナント素晴らしいことなのだ!という事を説明する。
歩けるということ一つにどれだけの機能が働いているのか?という視点で説明する。
そして実践、「はい、ほんじゃ皆さん立ってください~、はい背伸び~」
「はい、足持って伸ばして~、自分の足も持てないようじゃこの先短いでっせ~柔軟性と余命は関連するってデータが出てまっせ」
などと怒涛の言いたい放題であった(笑)
ありがたい事に、参加者の皆さんが非常にノリがよく頷いてくれたり笑ってくれたりしたので私としても楽しく説明ができた。
終了後、会長さんが
「いや~先生の話は大変に納得できて面白かったです!しかし、ひとつだけ不満があります」
(あ・・・・やっぱり失礼だったかな・・・)と緊張した次の瞬間
「ヤクルトの選手なんか指導してないで、阪神の選手指導してください!」
ときた(笑)
これには一同大笑いであった
講演後、何人かの方が「うちでもやってくれ~」と名刺をくれたり、
貴婦人の方から「楽しかったです~こういうの聞きたかった~」などと喜ばれた。
講演して一番嬉しい瞬間ですね・・・
大将君と近くの公園でクールダウントークをしながら、頂いた名刺を見る・・・
大将君がいう・・
「先生、よくこの人達の前で脳にいいとか言いましたね」(汗)
「う~ん、相手を知らないで良かったな」(汗)