kokokaramakuruの日記

野球 金魚 競輪少々 思いついたことをビビりながら書くブログ

強敵(とも)の話

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今日は鍼灸師理学療法士の国家試験でした。


皆さん、力を発揮できたでしょうか。


さて、前作で私は現在CS放送で日ハム、阪神、巨人のキャンプ映像をみていると書いた。


 特に面白いのは日ハムが全体練習のあとにやっている個人練習である。


 課題克服のためのティー打撃や下半身強化メニュー、体幹レーニングなどの工夫を見るのが楽しい。


学生時代の私はちょくちょく読売ランドにあるジャイアンツ球場にビデオやメモ帳を持って行った記憶がある。


そこで見てきた練習方法を、学生監督をしていた準硬式野球部の練習に取り入れたり中学生指導に役立てていた。


だから私は試合を観るよりも練習を観る方が好きだったりする。


 そうやって練習を観戦していると選手と共に目に入ってくるのがトレーナーの存在であった。 監督・コーチとはまた違った位置づけで選手と関わるその存在は非常にカッコよく見えた。


当然憧れたものである。


 さて、映像・・・トレーナーさんが看板選手にティーをあげていた。


「こうやって練習の手伝いできたらな~」などと思いながらよくみると・・・


「ん?これはアイツか?」と見覚えのある顔が・・・


 そう、トレーナーの中に私の大学時代の同級生Hがいたのであった!


 名前を出したいのだが、「ネットリテラシー」がナンタラカンタラとメンドクサイことを言うのでHとする。


しかもそのHはこのブログを読んでいるということも判明したので尚更に気をつけねばならない(笑)


学生さんに参考になればと思いHとの思いでを少々・・・


 彼は高校時代に神奈川の名門Y校で投手としてならし、東海大学の体育学部に進学した。


彼は当時、コーチング学で有名な田中誠一先生の下で学びたいという情熱で東海大学を選んだ。


私が高校生に大学は偏差値で「いけるとこ」に行くものではなく、何を学びたいか?誰に学びたいか?で決めるものだ!と言い切るのは彼の姿を知っているからである。


 彼はトレーナーになろうと東海大学に来たのだが、実際にトレーナーとして現場に立つためには医療資格を持たねばダメだ!と考え、大学を卒業後に鍼灸の専門学校に通い資格を取得、その後社会人のトレーナーを10年程やり、日ハムの応募試験に合格し、晴れてプロ野球チームのトレーナーになった。


Hトレーナーは感情を表に出すタイプではなく、私は感情が表に出るタイプである。


 私なんかはすぐに面白くしようとか、相手の機嫌をとろうとして話を盛る(脚色)のだが、彼は反対であった。


 学生相手にちょいと景気の良い話でもしてほしいところだが、あんまり期待できない(笑)


 しかし、確実に地に足つけて活動してきた事がしっかりと身を結びチームや選手から信頼を得ているということを考えると、無責任に夢を語る私のような教員よりも彼のほうが実は学生の希望になるのではないかと思う。


 何より、誰に対しても公平に接する姿勢はチームに付くトレーナーとしては絶対に大切なことである。(私にはできない)


 私が学生さんに伝えたいのは医療資格があることは素晴らしいことである


Hトレーナーは大学を出てからもう一度学校に通ったのだ。


それを考えたら、本学の学生さんは自信を持ってもらいたい。


ちゃんと実例があることが伝わればと思う。


 ちなみに私が組員に、あまり一般の人に専門用語を連発するな!などというのは、学生時代に彼とのやりとりで解剖用語を連発されメンドクサカッタからである(笑)


 久しぶりに電話でHトレーナーと話をした。私の投球理論を力説したりできて私としては同級生でこんな話を聞いてくれる相手がいないので90分におよぶ長電話は非常に嬉しかった。


しかし、ふと「あれ、コイツはこんなに人の話を好意的に聞いてくれる奴だったかな?しかもあいつからかけてきたのに・・・俺の話そんなに面白かったかな~」と思っていたら


「俺の携帯はドコモ同士なら無料になるやつに入ってんのよ」という・・


「そんなのワカンノカ?」と尋ねたら「最初に音声がするんだよ」という・・・


「ほんじゃドコモじゃなかったらどうすんだよ?」


「そりゃ~早く切るよ」


 相変わらずしっかりしてやがる・・・


これもトレーナーの条件ですな(泣)


 さぁ、来週はいよいよ柔道整復師の国家試験です。


我らがミート(写真)の運命やいかに・・・